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ミリシラ様の異世界百景その20「オリゾン山麓」

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2025年02月02日 15時00分
使用モデル名:ChromaXL_v1b
対象年齢:全年齢
スタイル:イラスト
参加お題:

地球の皆の者、こんクエスト~!全知全能の大賢者「ミリシラ・シッタカブール」様じゃぞ! 見よ、この雄大な眺めを。王都を一望できるこの場所は、オリゾン山麓の山頂じゃ。こうして見ると、普段暮らしている王都も割と広いものじゃて。 オリゾン山麓は、山としてはさほど高いものではないな。王都から登山の愛好家が訪れる事も多いし、騎士団の候補生が山岳訓練をしたりもする、民にとっては身近な山じゃ。その分、物珍しい特産品や珍獣といった類も少ないんじゃがの。まあ、高地ではあるため空気は澄んでおるが、シンプルな景観くらいしか楽しめるものがないわい。 王都に魔物の軍勢による敵襲があった時の物見台代わりになったりした一面もあったりするし、人生に疲れた者が飛び降りるために訪れて、その景色の雄大さに心を打たれて自殺を取りやめ再起を誓ったりと色々な意味でエピソードのあるスポットでもある。今日はここでまったりと時間を過ごしていこうか。 ワシがこうした風景を発信し始めて、もう20回目になるんじゃなぁ。風景の紹介とは関係の無いエピソードも発信したりしておるが、まだまだ見せたい風景はあるでのぅ。時間はかかりそうじゃがな、これからも事ある毎に地球の皆の者にはワシらの様子をお届けするのでな、楽しみにしておいてほしいのじゃ。 ・・・あ、そうじゃ思い出した。このオリゾン山麓の真上の方にな、不思議な遺跡らしきものが浮いておるんじゃよ。ここまで来たついでじゃし、ちょっと望遠魔法で拡大するから見てくれぃ。 ほれ、この星の海に浮かぶ不思議な建築物じゃ。最初は鋼の鳥の魔物かとも思ったが、拡大して見たら生物では無いようじゃし。魔物の軍事基地だとしても攻撃してくる様子も無し、誰かが出入りしているのも見た事が無い。ワシらの魔法ではこんなに高いところまでは飛べないからのぅ、いまだに全く調査が進んでおらんのじゃ。書物にもこうした建築物の記録が残っているものは無いので、恐らく滅びた旧文明の遺物なんじゃろうな。ほれ、あの極東遺跡群みたいな。 もしかして、あの中では未だに古代人の末裔が生き延びていたりするのかのぅ・・・?こっちに来る手段が無いとか、魔物の脅威がどうなっているのかが分からないから降りて来られないとかで、この地上を見下ろしながら独自の文明を築き上げていたりしてな。まあ、あんな大きさではまともに大勢が暮らせるはずもないからただの妄想じゃけど。水も食料も補給できないんじゃしな。じゃからあそこに誰かいるとしたら、古代人が使っていたという『電気で動く機械人形』とかかも知れんわい。いつかワシらの技術が発展したら、訪ねてみたいものじゃなぁ。さて、今日はこの辺りにしておこうか。 見てくれてありがとうなのじゃ、おつカブール~! あっ、いかん。ヒマリに見せるオシャレ着を用意するの忘れておった!王都の服屋で買うとバレるからのぅ、異国まで探しに行かんとならんなぁ。

コメント (4)

もみ
2025年02月02日 21時06分
gepaltz13
2025年02月02日 19時41分
五月雨

気づかれましたわ!

2025年02月02日 16時06分
thi

ファンタジー異世界にSFが入ってきました

2025年02月02日 15時44分

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2024年7月よりAIイラスト生成を始めた初心者です。 全年齢~R15を中心に投稿します。現在はサイト内生成のみでイラスト生成を行っています。 ストーリー性重視派のため、キャプションが偏執的かと思いますがご容赦願います。

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