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うわばみとは
「リュウコ。今日は招いてくれてかたじけない」 「いまがちょうどよい時分です。いらしてくれてよかったです」 東方竜タキザワがアーゼリン他みなを出迎える。 今日は、春にしては初夏を思わせる陽気だ。 普段は着物をきっちりと着こなすタキザワだが、かなりラフな着付けである。 「きれいでしょう。この花は、私の先祖が故郷から携えてきた物で。 この花の下で、人々も、神も、竜も、みな春の宴を張ったとそうです」 東方風の神殿の庭には、年季を感じられる巨木に、ピンク色の華やかで鮮やかな花が咲き誇っている。 「さあ、こちらです。宴の用意はできておりますよ」 「みなしゃ~ん、ひょんでいますか~」 「リュウコ、飲みすぎじゃないか?」 「うっつひゃい!!あらしは、しんれんのジジイや、かみとかほざくれんちゅうに・・・・・、まいかいからだつかわれるんひゃ。 のまなかひゃってられるか。」 「リュウコ、変身が解けかけている・・・・・・」 タキザワリュウコは、竜のくせに酒に弱かった