【アイドルステージ】100周年記念ライブ「Eternal Idol」

ついに、この日がやって来た。 フロウプロダクション、創設100周年。つまり、エターナルアイドルプロジェクトの発足から100年。 記念すべき節目のこの年、フロウプロダクションは超大型ライブツアーを開催した。 このツアーは5チームすべてのアイドルが大陸各地を渡り歩き、各地にある会場（元コロシアムを改装したり、新規に建築したエターナルアイドル用のライブ会場だ）で3日間ずつライブを行う。 今日はその初日という事もあり、ここ王都の会場には凄まじい量のファンが詰めかけている。筆者も幸運にもここの初日のチケットに当選したため、ライブの模様を拙くもお伝えしようと思う。 「ようこそ、エターナルアイドルの宴へ！今日は思い切り楽しんでいって頂戴！」 開演時間になると、早速『vamℙrism』のリーダー・ロザリーが登場し、観客に始まりの挨拶を叫ぶ。会場からは拍手が鳴り響き、そしてすぐに静まった。 ロザリーが手を伸ばしくるりと回る。大量のコウモリが飛び立ち、気付くとロザリーの姿は消えていた。そして『vamℙrism』のデビュー曲「宵闇の舞踏会」の音楽が始まる。 次の瞬間、歌いながらステージに現れたのは『炎天華』のメンバーだった。なんと、このライブでは各チームの歌をシャッフルして別チームが歌うようだ。 その後も「応炎歌」を『清廉』が歌い、「海の囁き」を『sorcery rhyme』が紡ぎ、「森の妖精ダンス！」を『GUNBANG』が踊る。 『vamℙrism』は「砕けた世界　～fractured world～」を激しく轟かせた。いつもとは全く違う彼女たちの表現に、観客は片時も目が離せなくなっていた。 そんな調子だから、2時間というライブの時間はあっという間に過ぎていく。いよいよクライマックスとなり、待望の新曲がベールを脱ぐ時がやってきた。 「最後に、私たちエターナルアイドルを応援してくれた皆に。そして、私たちをアイドルとして世界に羽ばたかせてくれたフロウプロに。最大の感謝を込めて歌うわ。『100th overFLOW』！」 https://suno.com/song/ecde6c84-c1b3-4145-9c94-a7cf51b846d8 「この胸にあふーれる想ーいは・・・オー！バー！フロウッ！」 素晴らしいキレのダンスとともに、エターナルアイドル全てのチームが一斉に歌い上げる。空には打ち上げ花火が派手に上がり、会場の興奮も最高潮に達する。 リズミカルな歌の中にはそれぞれのチームの要素を感じさせる歌詞が散りばめられ、まさしくエターナルアイドルたちが一つになって歌うにふさわしい。 それに、コーラスで一際力強く歌われている『フロウ』はきっとフロウプロダクションともかけているのだろう。これよりも100周年にぴったりな歌は無いと言っていい。 『アンコール！アンコール！』 会場からは、割れんばかりのアンコール。筆者たちが愛したエターナルアイドルたちは笑顔で頷き、今一度マイクを握り直す。 「みんなで一緒に歌いましょう！」 ・・・正直、筆者の記憶はここまでだ。どうやってライブが終わり、どうやって家に帰ったのかよく覚えていない。ただ、最高に楽しかった。 エターナルアイドルを愛し続けてきて、本当に良かった。感謝を伝えたいのは私たちの方だ。これからも、筆者は彼女たちを生涯愛し続けるだろう。 ※『エターナルアイドル』に関する楽曲は、『Microsoft Copilot』にイメージを伝えて作詞してもらったものを一部編集しています。・・・と言いたいところですが。 この歌に関しては、原型がほぼありません。見返してみたら、残っているのは「百年の輝き」というフレーズだけでした。もうほぼ私が作詞してます。 ちなみに30曲くらい生成した結果ですね。なかなか成功しなくて、プロンプトや歌詞を調整しまくりました。 ●最初はJ-POPスタイルだったんですが、それだと曲調が優しすぎて盛り上がりに欠けてしまうのでJ-ROCKに変更。 ●2番の[chorus]の途中で必ずと言っていいほど2番の[pre-chorus]に跳ぶので2番の[chorus]を削除。 ●元々の歌い出しは「百年の輝き　抱きしめて未来へ」からだったけれど、どこかの[chorus]で破綻が出てくるので歌い出しも丸ごと[chorus]と同じに変更。 などなど・・・。後はこの完成版と甲乙つけがたい出来栄えのものもあったんですが、3分1秒で切れてくれれば完璧だったのに4分あり、そこに余計な歌詞が入ってたり。有料版だったらcropできたんですがね。 紆余曲折はありましたが、最終的にはしっかり「エターナルアイドルを愛してくれたファンへの感謝」と「フロウプロへの感謝」というテーマに沿った部分を強調したノリのいい曲が出来たと思います。 エターナルアイドルを気に入って下さった方、この曲を気に入って下さった方へ、私からも改めて感謝を捧げます。愛してくれて、ありがとう。