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チューインガム・マジック
1話:噛んだら魔法? 美少女エルフ戦士ミントとドワーフの戦士バロンは、森の奥深くにある魔物の巣窟を目指していた。 ミント: ねぇねぇ、バロン、ちょっと待ってよ。 バロン: 何だ?また何か愚痴か? ミント: 違うの!ちょっとおやつタイムなの! ミントは、小さな袋から緑色のチューインガムを取り出した。 バロン: そんなもの、今ここで食べるのか? ミント: うーん、だって、今が食べ頃じゃない? ミントは、チューインガムを口に含んだ。そして、目を丸くした。 ミント: えーっ!?なんか変なの! バロン: どうした? ミント: このチューインガム、なんか魔法の味がする! バロン: 魔法の味がする?冗談、顔だけにしろよ。 ミント: 冗談じゃないの!ほら、見て! ミントは、バロンにチューインガムを見せた。すると、チューインガムが光り輝き、小さなウサギが現れた。 ウサギ: こんにちは!私は、このチューインガムに住む魔法のウサギです!あなたのお願いを何でも叶えます! ミント: えーっ!?すごい!じゃあ、お願いがあるの!この森の魔物を全部倒してちょうだい! ウサギ: えーと、それはちょっと難しいかな… ミント: えーっ、なんで? ウサギ: だって、私は魔法のウサギだけど、戦いは苦手なんだ。 ミント: そっか…じゃあ、お願いを変えてもいい? ウサギ: もちろん! ミント: じゃあ、お願いがあるの!バロンの髪をピンク色にしてちょうだい! バロン: なんだよ、おい! ミント: 恋と一緒だな!お願いすれば、何でも叶うんだよ! バロン: 違うんだよ! しかし、ウサギはミントの頼みを聞いて、バロンの髪をピンク色にしてしまった。 バロン: うわーっ!なんだこれ!? ミント: きゃーっ、バロン、可愛いーっ! バロン: 可愛いって言うな! ミントは、ピンク色の髪になったバロンを笑いながら追いかけ回していた。 夜空に星が瞬く頃、ミントとバロンは森の出口にたどり着いていた。 ミント: ふー、今日は楽しかったね! バロン: まったく、疲れたぜ… ミントは、バロンの隣に座り、夜空を見上げた。 ミント: ねぇねぇ、バロン、あのウサギのこと、どう思う? バロン: まあ、ちょっと面白い奴だったな。 ミント: うん、私もそう思う。 ミントは、バロンの手をそっと握りしめた。 バロン: 何だよ? ミント: いつも助けてくれてありがとう。 バロンは、ミントの顔をじっと見つめた。そして、優しく微笑んだ。 バロン: 冗談、顔だけにしろよ。 ミントとバロンは、夜空の下、互いに見つめ合いながら、静かに語り合っていた。