スーツ＠先輩・暗殺

年明け早々に台湾から持ち込まれた大規模な薬物・偽札・密造中の密輸の件に、ほぼ毎日ミーティングを行なっていた。 国内での受け取りに某組織がするのは台湾国家安全局の陳さんから知らされており、内偵を進めていた。 また、国家安全保障局・各小隊の捜査により、経産省・財務省（税関）の高官が関与している可能性が疑われていた。 先輩はこいつらを真っ黒・ギルティだと思っていた。 ここ数日、いつもと変わり映えしない会議に、先輩は机を蹴って閉会・解散を命じる。 この日は朝から美波も関わりたくないくらい、とてつもなくムシャクシャしていた。部屋に戻るとあすかに車両と治安介入部隊、そして美波に拳銃の予備弾倉を用意するよう命じた。 いまさっきの会議で、例によって「俺たちゃぁ、人殺しじゃねぇんだ」と言った直後だ。 自身と護衛の乗るロイヤル、武装した捜査員15名が乗る車両5台、治安介入部隊11チーム66人を乗せた高機動車両16台、装甲先頭車2両が、パトカーの先導で霞ヶ関へ向かう。 XX省の庁舎と中央合同庁舎1・3・6号館のへの襲撃、XX省の審議官と貿易経済安全保障局長を始末するためだ。 1〜7枚目： XX省庁舎に車を乗り付け、数名の武装捜査官・治安介入部隊員と乗り込む。銃を抜いた武装警備員や派遣された警官は射殺され、そうでない者は特殊警棒で打ち倒される。 （この情勢下、各省庁は警察の派遣を求めたり銃武装した警備員を配備していた。物騒な世の中だぜ😥） 先輩「よう、お待たせ」 封蝋した書類をXX省局長のデスクに投げる。それは、でっち上げを含んだ局長の罪状だった。 先輩「お前は死ぬよ。じゃあな」💥！💥💥！ 次いで審議官の部屋に押し込む。ここではいきない発砲💥し、その後に書状を置いて出た。 7〜10枚目：治安介入部隊 突入と妨害の排除、周辺の維持・監視を行う。 ヴィクター4『警官…機動隊の姿が見えます』 ヴィクター6『相手に先制攻撃させるな。動きが見えたら撃て』 ヴィクター4『いいんですか？』 ヴィクター6『許可はおりている』 ロメオ6『ロメオ6だ。局長より発砲を含むあらゆる行動の許可がおりている。気にせずやれ！　俺たちの任務は、局長の護衛・庁舎の制圧・周辺の警戒と妨害の排除。この順番だ！　忘れるな！』 ジュリエット6（プライス）の判断で、航空戦力の投入、高機動車両と先頭車両を含む5チームの増援、また品川小隊と大手町（東京）小隊への派遣要請がされた。 （また戦争だよ……😩） 例のヤマ： https://legacy.aipictors.com/works/537865/