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call@先輩「…誰だ?」
コイツはハイジア、トー横、大久保公園、色々で社会科見学をする時、 当たり前のように業務スマフォの番号を教えてる。 (ある意味安心だがな) 1・2枚目:@@「もしもし?」 3枚目:先輩「はい、こちら**葬儀店。誰か死にましたかぁ?」 この時、金曜の17:45で、もう帰る気マンマンだった。「184」でナンバー表示されないのが、そういう対応をさせた。 4枚目:@@「すみません、間違えました」 泣いてるような声に、先輩はどきりとした。 5枚目:先輩「コールバックする! 今、オレん電話にかかってきた番号を調べろ!」 諜報機関でもある。こんなこと容易い。でも、誰だ? 6枚目:先輩「もしもし? さっきはごめん。どうしたの?」 @@「なみです。K〜さん、何か困ったらここに電話しろって…」 先輩「…だよな。任せて! いまどこ?」 なみ「歌舞伎町です」 先輩:「待ってて! 今すぐ迎えに行くから!」 誰だろう? 7枚目:「いまの電話をトレース。歌舞伎町のモンはいますぐ向かえ!」 8枚目:先輩「きたよ」 メッセ送信する。しかし、誰だ? 9枚目:なみ「きてくれた…」 先輩「(んー……?)とりあえず、どっかで落ち着こうか。詳しい話もあるし」 10枚目: 先輩「飲める? 飲めんなら落ち着こうよ」 なみ「いいんですか? 私、制服だし…」 先輩「だーいじょーぶ! 俺、こーゆーモノです。取り締まる奴らを取り締まるの」 無茶苦茶な理論だけど、内国安全保障局に歯向かうのは世間知らずか真性のアホだけだ。 先輩「んで?」 11枚目:なみ「あのね、したの撮影されて……それ、いろいろ公開されちゃったんです」 先輩「…ソイツとは、もう別れてんの?」 なみ「うん」 12枚目: 女の子の涙は最強の武器だ。こんなクソみてーな事案に、俺は国内最凶である、内国安全保障局 治安維持部隊の武力を一民間人に行使しようとしている。いや、する。 先輩「ネットの拡散は、どうしようもないと思ってくれ。 ざっと70%は”消せる”が、残りが拡散を続けるかもしれない」 なみ「それでもいいです」 先輩「発端のクズ野郎はどうしたい?」 なみ「……猟犬はいちいち主人の命令を待ちますか?」 先輩「その通りです」 麻辣みたくシビレた! 先輩「陳クン、いま送ったファイルをこの世から抹消してくれ。それでも拡散するアホはシステムに上げとけ。あとで、物理的に始末する」 13枚目:先輩「さぁて、行こうか。片付けながら、 コバヤシタカシって色男を探せ」 C4「もし見つけたら、そいつ生きたままですか?」 先輩:「顔を知らねぇガキの生き死にを俺が興味あると思うか?」 C6;「ラージャー! 切り刻みます」 先輩「こちらSix! Four! 2時間以内に対応できる肉屋と解体屋をさがしとけ!」 ※傍受していた警視庁:「こいつらヤベェ……」