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海上自衛隊・新造新型空母&改装いずも型&その他
1〜6枚目:新造新型空母 しょうかく型空母。ネームシップである1番艦しょうかく、2番艦ずいかく。 新型機F-3やF-35Bの運用を念頭に、イギリスのクイーンエリザベス級を参考に設計・建造された。275mの甲板を持ち、左舷側には将来的なアングルド・デッキでの運用が可能な設計。 2基の電磁カタパルトで時間差での発艦が可能。 新型F-3かF-35Bを32機材、ヘリ10機を搭載運用する。 飛んでるのは早期警戒管制機型のオスプレイ(5) 計画時の図案的なの(6) 7〜9枚目:改いずも型 F-35Bのみか、新型F-3を搭載・運用できるよう、15mほどの延長と電磁カタパルトを備える。艦載機としてF-3ないしF-35B 10機とヘリ4機の搭載運用。電磁カタパルトや艦載機のメンテスペースのために、本来の車両や兵員搭載スペースは縮小された。 また、2番艦かがはそのままだが、1番艦いずもは更なる改装をして収容スペースすべてを艦載機専用にした。それによりF-3/F-35を14機とヘリ2機の搭載・運用能力を持つ。 10〜14枚目:改ひゅうが型 ひゅうが型も艦載機運用のために改装された。 だが、根本的に全長・甲板長が小さく、また電磁カタパルトも搭載できないので、F-35Bの運用艦としての改装を行う。いずも型と同じく、F-35Bの垂直離着陸に備えた耐熱処理と、発艦時のためにスキージャンプ甲板にした。F-35Bを6機、ヘリ3機の搭載・運用可能。 ちなみに、ひゅうが型は、海自のみならず自衛隊念願の全通甲板艦だった。新ヘリ搭載護衛艦として提案するさい、実際のひゅうが型ではサイズはともかく明らかに「空母」だ。国民世論・周辺国感情・予算を許す財務省が承諾しない。そこで(14)のように、従来艦を大型化し前後に大きいヘリスポットを設けるデザインで、予算を勝ち取った! そして、実際の設計等の段階で、「ヘリスポットが前後にあっては整備が不効率だ。それと、このデカイ艦橋は離着陸時に変な風をつくるからダメだ」とリテイクして、この姿になったのだ。 15:おおすみ型 就航自体は、ひゅうが型より先だが、ぱっと見はヘリ空母。 だが、純粋に車両・人員・物資の輸送艦であり、甲板は内部に搭載しきれない車両スペースだ。ヘリの駐機場でしかない。だが、甲板に耐熱処理の改修を行い、F-35Bを2機搭載できるようにした! 16〜21枚目:対潜哨戒機型オスプレイ 新型空母や改装いずも型も、E-2のような早期警戒機は搭載できなかった。 艦隊防護はイージス護衛艦が行うにしても、出撃してその範囲を離れた艦載機の支援は必要だ。 ここで検討されたのが、既存の航空機(カタパルト発信可能)、V-22オスプレイ、SH-60シーホークに早期警戒用のレーダードーム(ロートドーム)を装備することだった。小型化するため、探知距離性能がAWACSに劣るのは仕方ないとされた。 結果、選定されたのはオスプレイだった。既存航空機は対象が多すぎ、SH-60は汎用性と実績が評価されたが、V-22オスプレイは航続距離と速度が評価された。また、大型であることから簡易的ながらも管制システムの搭載とそのオペレーターも登場が可能であることが理由だった。 22〜26枚目:新型ヘリ搭載護衛艦 海上自衛隊は、新たにヘリコプター搭載護衛艦の新造をした。 新型空母(しょうかく・ずいかく)や、いずも型、ひゅうが型があるじゃん? と思うかもしれない。 だがそれが問題なんだ。新型空母しょうかく・ずいかくはもともと艦載機運用を設計されている。また、いずも型、ひゅうが型も改装されて主目的は艦載機運用だ。各艦ヘリは搭載しているが、対空警戒の補助や個艦防衛が目的だ。 本来、海自のヘリ搭載護衛艦のヘリは、艦隊の対潜哨戒が任務であるが、それが足りなくなってしまった。 そこで、新型空母の配備に間に合うよう、新たなヘリ搭載護衛艦を新造したのだ。つまり、旧来のしらね型ような護衛艦だ。 そして、以下のような要件で、国内の重工・造船メーカー各社が集結し、4つの護衛艦群に1隻ずつの配備と予備を含めた5隻を急ピッチで建造した。 要件は下記の通り。 ・まや型イージス護衛艦並みの170mサイズ ・艦橋は艦体の全部よりで格納庫・整備室と一体化 ・艦尾にはヘリ2機だ同時に離着陸できる可能なデッキ ・主武装は前部に62口径5インチ単装砲×1基、12セルのVLS ・艦橋の左右に8連装のアスロックランチャーが2基、また12セルVLSのうち4セルがアスロックを搭載(残り8セルは対空ミサイル) 珍しい5隻一括調達により、この大型艦と要求の割に、1隻あたりは1000億円前後で済んだ。 (参画企業:三菱重工業、アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド、ジャパン マリンユナイテッド、三井造船など) F-3:日本、イギリス、イタリア、スウェーデン共同開発機 https://legacy.aipictors.com/works/541727/ ちなみに、日本・スウェーデン・ポーランド・タイの共同開発の新型マルチロールは、これより後のもので、より小型の軽戦闘機: https://legacy.aipictors.com/works/489984/