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要塞対要塞@ヤン不在
オペ「前方の空間に\"歪み\"が発生! 何かがワープアウトしてきます! 質量……質量、極めて大!」 艦長「もっと正確に報告せんかっ!」 オペ「質量、約40兆トンっ! 天体規模ですっ!!」 艦長「全艦、急速後退しろ!」 ケンプ「撃てぇーい!!」 突如、イゼルローン回廊に出現したガイエスブルク要塞から、主砲ガイエスハーケンが放たれた。 ヤン提督は「査問会」で不在。 要塞司令・駐留艦隊の代理は事務監のクラレッタ・キャゼルヌが務め、要塞防衛指揮官のアヴェリン・フォン・シェーンコップが補佐する。 オペ「RU、7号ブロック破損!」 クラレッタ「被害の調査! それと、負傷者の救出、急いで!」 オペ「ブロック内、生存反応なし!」 パトリチェフ「え!?そんな!?😡 あそこには4000人からの兵士が詰めていたはずだ!👊」 オペ「全滅です……!」 村井「なんということだ……」 オペ「外壁の修復は現状では不可能ですが、流体金属層は自然回復します。ただし、RU・7号ブロックにも侵入します!」 クラレッタ「やむを得ません…同ブロックは放棄します。リモートで閉鎖を。また、外壁に面したブロックへの非戦闘員の立ち入りを禁止します!」 4枚目:アヴェリン「司令官代理! 反撃はどうしますか?」 クラレッタ「反撃ですか!?」 アヴェリン「せざるを得んでしょう! このまま座して敵の第2撃を受けるおつもりか!?」 クラレッタ「ですが、いまのをご覧になりましたか? この被害を!? 双方で要塞主砲を撃ち合えば、共倒れになってしまいます!」 6枚目:アヴェリン「そうだ! だからこそ撃たなければならない! その恐怖を敵に教えることで、うかつに主砲を撃てなくなるでしょうよ。そうすればお互い手詰まりになり、時間を稼げる。ヤン提督の帰還を待てるのです。いま、敵に弱みを見せるワケにはいけません」 1枚目:クラレッタ「たしかに、その通りです。トールハンマー用意」 オペ「エネルギー充填!」 (ビチビチ! バチバチ!) オペ「エネルギー充填完了! 狙点固定! いつでも撃てます!」 クラレッタ「ファイヤー!!」 10枚目:アヴェリン「ちょっと運動してきます」 つか、コイツ=クラレッタ、なんで笑ってんだ?