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精霊王の主

「精霊王、地水火風の精霊の上位存在」 シルビアは図書室のテーブルで言葉を漏らした。 「その力は強大であり支配することは難しい・・・・・・」 精霊について書かれた書物らしい。 精霊王の説明と何やら古めかしい絵面で、精霊王をイメージしたらしい絵が添えられている。 「ひとたび荒れ狂えば人の国一つをたやすく滅ぼす」 シルビアは優れた魔術師だ。 本来ならば精霊使いの領域である魔法も扱える。 「サプレスエレメンタル(四大制圧)も効果なし」 四大制圧、地水火風の精霊力を阻害する魔法だ。 それをもってしても、精霊王に対しては無力だ。 「ベヒモス、クラーケン、イフリート、ジン」 シルビアはページをめくり、それぞれの精霊王の名前を読み上げる。 「精霊王を従える精霊使いは、まさに人の王を越えた存在になるであろう・・・・・・」 そこまで読んで、シルビアは本を閉じる。 「そんな精霊使いがその辺歩いていたら、この国なんてとっくに滅びているわね?」

さかいきしお

コメント (7)

ガボドゲ
2024/03/16 14:43

さかいきしお

2024/03/16 14:45

mirusen
2024/03/16 10:40

さかいきしお

2024/03/16 11:19

bonkotu3
2024/03/16 09:32

さかいきしお

2024/03/16 09:50

s024
2024/03/16 09:30

さかいきしお

2024/03/16 09:51

寝空
2024/03/16 09:13

さかいきしお

2024/03/16 09:51

猫団子🐈‍⬛🍡
2024/03/16 06:33

さかいきしお

2024/03/16 06:41

ぜんざい

ベヒモスカッコよすぎでは……?

2024/03/16 02:24

さかいきしお

2024/03/16 02:41

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