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局長からの電話@内国安全保障 新宿小隊 治安介入部隊
「いま車なんす。あとにしてもらえます」 局長「失礼した。9時過ぎにでもまたコールするよ」 「……あのオッサンからの電話はロクなことがねぇ」 運転手・同乗の課員「(朝からブチキレて呼集するアナタもね)」 「会議に出れるよう通知しておけ」 (〜3枚目) 「局長、おまたせしました。どーぞー」 局長「朝飯は?」 「車で軽く済ませました」 局長「そう。久しぶりの俺からの命令だ」 「ちょーイ〜ヤな予感(キタよ…)」 局長「キミが好きなことだよ。すでに東京(丸の内)、渋谷、品川、千葉、大宮、横浜など主だった小隊には下命済みだが、戦争してくれ」 「はぁ?」 『わんわん!』* 「誰と?」 局長「ぜんぶだ。さしあたり、新宿は都庁と駅をまかせる」 「オオゴトだなぁ。イリーガルとかも動員しますよ」* 局長「出し惜しみするやつとは思えないがな」 「後悔しないでくださいよ。それより、局長はどちらに?」* 局長「東京に移ったよ」 「そう。まあ、お任せあれ」 (〜6枚目) 「だ、そーだ。要員を集めろ。メンバにも武装を命令しろ」 「ヘイ、ガイズ! いまいる連中は新宿駅に向かえ。でけーし厄介だから先に展開する。都庁と周辺はこれから集まるモンと俺でどーにかする。先遣隊は神田が指揮しろ」 (〜7枚目) 先輩「今世紀…令和にもなって戦争ねぇ。ぶっそーなこった。美波、準備しておけ」 (12枚目) *例によって寝て投稿できなかったけど、お題「ペット」に対して意図してわんこを生成したワケじゃない。たぶん、戦争を命じられて「解き放たれた戦争の犬」みたいなプロンプトが反映された模様。 *イリーガル=非正規職員。公務員として正式に雇用していいのか、できないメンバ。美波も学生時代はこの扱い。 *内国安全保障局は首相直轄機関だが内閣府・省庁に属していないので、本部・本局は永田町の片隅にこぢんまりと存在している。 仕事も調整とかなので人員も多くないし最小限の武装しかない。むしろポリスが周辺を警護している。