私は見ての通り人ではない。それでもいいのかい?
世にも珍しい緑色の獣人の少女。 色が特殊なため、ゴブリンなどの魔物と間違えられる。 緑色の獣は存在しないため同じ獣人族に虐げられきた存在。 そんな彼女を友達として受け入れ、長年付き添ってきた人間の少女。 いつしか二人の友情は愛情へと変質していた。 愛情となったことで新たな苦しみが増えた。 獣人の発情。 抑えきれないほどの劣情が獣人を苦しめる。 大切に思うからこそ、自分本位の感情で彼女を傷つけたくない。 そんな苦しみを察した人間の少女は、獣人の少女の愛を受け入れることを決意した…