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フィリアンの戦い

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2024年12月23日 05時14分
使用モデル名:NovelAI
対象年齢:全年齢
スタイル:イラスト

ディアス「間に合いましたな。王都に騒乱はなき様子」 フィリアン「陛下のもとへ参ります」 https://legacy.aipictors.com/works/522104/ フィリアンは夫アヴェリンが大半の兵を率いて出征したことにより、手薄になる王都ロアージュと幼王アランの案じ、ルロア・スティクスの軍を率いて急行した。 まずは即座に召集できる2000を率い自ら先発し、その後には1万2千の軍が続く。 『殿下!?』 突如のフィリアンの訪問に諸侯は驚いた。 フィリアン「アラン陛下、また背丈が伸びましたね。いずれ兄リシャールのような、立派な王になられるでしょう」(2) フィリアン「お〜、よしよし…ルロアのおばが参りましたよ〜。あなたには指一本触れさせませんからね〜」(3) もう一人の兄、グリヴィエの娘を抱きながら、きっと睨むように諸侯へ向くフィリアンだった。 兵士『場外に兵! 斥候の知らせによると、大軍です』 それはアヴェリンの呼集に応じた諸侯の軍だった。対ロブリシュ軍として諸侯は堂々と軍事行動が可能になった。 それらの中から、王都へ向かい幼王を奪取する事態を、フィリアンは懸念していた。そして、その通りの行動をした諸侯がいた。 ウイブラム「この状況で王都へ軍兵を向けるは、敵と見做すほかなし! 兵を集めぇ〜い!」 ウイブラムはアヴェリンの副将格で留守を預かるディアスの父だ。その忠勇さから王都ロアージュを預かっていた。 ディアス「父上、それは性急にすぎます。彼らは出撃にあたり、陛下への挨拶のためにロアージュに向かっているだけかもしれません」 ウイブラム「バカか貴様! 陛下へのご挨拶であれば書状でよい。多くの諸侯はそうしておる! 少なくとも、その意図を重臣が先駆けて伝えるべきであろうが!」 ディアス「確かに…🙇‍♂️」 ウイブラム「仮に大公への援軍だろうが、礼節を守らぬ輩は城門を通さんよ。城壁にも近づけぬ…と言うより誅伐モノだ。なぁ?」 かくして、ウブラムは軍を集めて臨戦臨戦態勢を敷いた(4・5) ウイブラム「セルジュ、ガウェイン、デボラさっさと兵を整えろ! タラント、お前が指揮するんだ!」 やがて斥候により、王都ロアージュに迫る軍勢は、ベランジェール公、ゼリー公、ヴァレリー侯、ルイゾン侯、ウジェニー伯爵、ジュデット伯らで総勢は2万前後。 これを聞いたウイブラムは怒り狂い、「逆賊どめが! 必ず殺してくれるぞ」と乗馬に向かったが、家臣らに抑えられた。 この知らせは王宮にいるフィリアンにも届いた。これには彼女も怒りを覚え、夫アヴェリンの苦悩・心労がなんとなく察せられた。 フィリアン「ディアスどの。明日、私が場外に出ます」 ディアス「そのような危険を奥方にさせられませぬ。交渉であれば私か父に」 ミケーレ「ディアスどの、フィリアン様のお言葉は王家とスティクス家のものです。我らもスティクス者。イデュイアのお方にはお控え頂きたいですな」 そう言ったのはスティクスの傍流ながら、実力をアヴェリンに買われたミケーレだった。弟のドレグンが進み出て、一歩も譲らない姿勢を見せる。 フィリアン「ミケーレ、ドレグン…」 ディアス「お守りするのは我が隊だ。が、おそばをお守りするのは任せる。これでよろしいかな?」 ミケーレ「じゅーぶんでございます、閣下」 諸侯軍が王都に迫ると、ウイブレムの指揮のもと総軍は城門を出て左右に展開した。しばらくして、ディアスやミケーレらに護られたフィリアンが城門を出る。 『まさか……』 『フィリアン様、ロアージュにおいでだったのか…』 『おい、話が違うのではないか?』 ルイゾン侯「何を臆するか! フィリアン様は今や他国の者に嫁いでおる、もやは王家との関係はない! 進めぇ!」 『敵呼ばわりしながら「様」づけじゃねぇか。勝つ気ねぇだろ。いま公爵サマらがイキっておられるが、大公が一隊でも差し向けたらオシマイだぜ。俺はばっくさせてもらう。じゃあな』 フィリアン「静まりなさい!😠 あなた方は何の目的があり王都に軍を向けたのですか? 私の夫、護国卿は、あなたたちに何を求めましたか!?」 ベランジェール公「た、大公のお考えに従い、軍を揃えて参りました…」 ウイブラム「よろしい! なれば、アヴェリン様は拙速をお好みだ。お主らの言い分はともかく、すぐに戦場へ向かわれよ」 諸侯「出征にあたり、いちど陛下へご挨拶と…」 フィリアン「大公が、それを、お望みでしたか? 初耳ですね」 諸侯『……』 フィリアンは馬首を返してディアスに問うた。 「もし、この場にフロリアン様がおられたら、あの姫はどうされたでしょうか」 ディアス「推測でございますが、フロリアン様はアヴェリン様と奥方様への誹り侮辱を、一分でも許すお方ではありません。使者を殺し、背後の軍へ単騎でも向かわれます。おそらく多くの者が殿下にしたがい突撃をするでしょう」 フィリアン「では、同じように」

コメント (3)

ガボドゲ
2024年12月25日 00時46分
Jutaro009
2024年12月23日 11時39分
えどちん
2024年12月23日 05時29分

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