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マイス大公アレクシス、クラレッタ
3・4枚目: 母上「この石像はこのマイスの国を守ってくださる女神様ですよ。でも、名前が無いので『無名神』と呼ばれているのよ」 アレクシス「無名神さま……でも、名前が無いなんてかわいそうだよね。僕が名前を付けてあげる」 アレクシス「……クラレッタ」 母上「いい名前ね。きっと無名神様もお喜びよ」 もともと身体の強くなかった母の急死、そして魔軍討伐に出た父・マイス公の討ち死にの報せがもたらされた。 『アレクシス様、おかわいそうに。まだお若いのに多々続けてご両親を……』 『ボーフォンだ!』 5枚目:アレクシス「あれは、お父様の剣…!」 魔軍の将が持つのは帝国三名剣の一振りで、マイス大公家に代々伝わる不死鳥の剣、またの名を辺境の護り。 その意匠がマイス大公家の紋章である不死鳥に似ていることからそう呼ばれ、大公が戦陣にある時は常にその腰にある。 8枚目: 9枚目:大神官「あれは?」 突然あらわれた白い少女の放つ光輝を受け、魔将ザイタンは吹っ飛んだ。その手を離れた不死鳥の剣を彼女は手にする。 無造作に思える一閃は、見事にザイタンを退かせた。 *(原作の)ディーネ改め、クラレッタちゃん。 *実際は「不死鳥の剣」と「辺境の護り」は別物なんだけど、「辺境の護り」という名前がカッコイイので同一のものとする。LoRのナルシル、アンドゥーリル=「西方の焔」みたいでかっこいいじゃん。