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星霜の囁き、暁の幻影

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2024年06月23日 16時01分
参加お題:

昔々、星空が宝石のように輝くエルフの国に、ルーナという美しいエルフの戦士がいました。彼女は三日月に腰掛け、星を手に取って遊ぶのが大好きでした。ある晩、流れ星が彼女のそばを通り過ぎました。 ルーナ: 「ねえ、お星様。今日はとても楽しいことがあったのよ!」 流れ星: 「どんなこと?」 ルーナ: 「ドワーフのディーンがまた変なこと言ったの。あ、ディーン、どいて。お星様が見えない。」 ディーン: 「冗談、顔だけにしろよ。星と話せるのか?」 ルーナ: 「もちろんよ。お星様、何か話して?」 お星様: 「一つだけお話します。昔々、あるエルフが…」 ディーン: 「喋った!?お星様が喋った!」 ルーナとお星様は夜空を見上げながら、楽しい話を続けました。ディーンも驚きながらも、その光景に見入っていました。 その後も、ルーナは毎晩、星々とお喋りを楽しみました。星たちはいつも笑顔で応えてくれました。ディーンも次第に彼女のペースに慣れていき、二人は妙なコンビとなりました。 ある晩、ルーナがいつものように月に腰掛けて星と話していると、ディーンがふと真面目な顔で言いました。 ディーン: 「ルーナ、いつかお星様が消えたらどうする?」 ルーナ: 「そんなことないわ。お星様はいつまでも私の友達よ。恋と一緒だな、消えないものよ。」 ディーンはルーナの言葉に少し感動しつつ言いました。 ディーン: 「恋と一緒だな」 そして、夜が更けていく中で、ルーナと星たちの囁きは、まるで風に乗って広がるように、夜空に溶けていきました。 彼らの囁きは夜空の奥深くへと吸い込まれ、宇宙の果てまでも響き渡りました。夜空はまるで、星々の舞台のように輝き、ルーナの笑い声が静かな夜に響き渡ります。三日月は優しく彼女を包み込み、星たちはきらめく眼差しで彼女を見つめ続けました。その光景は、まるで夢のような世界。夜風がそよぎ、星の囁きが静かに耳をくすぐり、夜空は永遠の安らぎを約束するかのように広がっていました。

コメント (2)

ガボドゲ
2024年06月25日 01時17分

Epimētheus

2024年06月28日 07時08分

JACK
2024年06月23日 17時01分

Epimētheus

2024年06月24日 01時18分

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いいねコメントありがとうございます。忙しくなって活動を縮小しています。返せなかったらすみません。

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