森の妖精の訴え(お題：逆光)

光が少しだけ射し込んだ深く繁った森林の中で、森の妖精が悲しそうに歌っています。誰かに何かを訴えている様子に見えます。光を背にした森の妖精は何を想い、何を訴えているのでしょうか？(表現したいコトを生成できたと思う７枚を投稿します) 以下は、たぶん真面目書くと誰も見ていただけないと思います(笑)…が、過去に絵仕事で携わったので、なるべく簡潔に言いたい事・表現したかった事を記します。 ...長いですよ？引き返すなら今のうちだ！( ⩌⩊⩌)✧ﾆﾔﾘ ーーーここから真面目な話ーーー ■日本の森林面積は国土の3分の2に当たる約2,500万ha(ﾍｸﾀｰﾙ)あるとのこと。縦横の長さで言えば500km✕500kmの面積になります。(1ha=100m✕100m、1km✕1km=1km2=100ha、2,500万ha=250,000km2=【500km✕500km】) ■うち、人が植樹して森林化した(人工林)面積は約40%(約100,000km2)あり、その内訳はスギ約44%(約44,000km2)、ヒノキ約25%(25,000km2)など。…多い!どうりで花粉で悩まされるわけですネ(꒪n꒪;) ■人工林の6割は50年以上の木となっていて、本当は木材として全部伐採し収穫する時期。だけど、色々難しい問題があり、収穫(伐採)されず放置されている森林が多い。(問題例：森林の土地の所有者が自分の土地と認識してない。認識していても道具・労力・技術・伐採依頼するお金がない…など) ■森林は、土砂災害などを防止・抑制する機能、水源の涵養(雨水を木の下に蓄え、土砂流出を防ぐ働き・水質を浄化する働きがある)、地球温暖化の防止、生物多様性の保全、木材等の林産物生産(キノコや山菜を含む)など多面的な機能を持っている。その機能が発揮されることで人類や動物に様々な恩恵をもたらす。「緑の社会資本」とも言える。 ■森林が正常な機能を充分に発揮するためには、間伐(10本中3本を伐採する方法。いわゆる”間引き伐採”)や、全部収穫後植樹するといった森林整備をして健全な森林を育てる必要がある。植樹はスギ・ヒノキはご勘弁いただきたい…( ˃ ▵ ˂ )՞‪‪՞ ■森林整備によって、自然災害の激甚化・頻発化や地球温暖化の防止などの目的を果たせるようにしたい。…が、色々な問題があり、何せ森林整備は進まない。 ■森林は植物なので、日光が適切に入る・適度な水分が必要。…が、手が入らない森林は木の存在密度が高く、木同士が成長を阻害し合った結果、痩せ細った木になったり、木の根っこが地面に張り巡らない=森林の機能が充分に発揮されない⇒土砂災害などのリスク大につながる。 ★妖精さんの訴え・想い「みんなに森林の恩恵を知ってもらいたい、状態を知ってもらいたい。森林を助けて欲しい。色々悲しいことが発生する前に…」 ★ちなみに、R6年度から森林環境税という名で千円程、住民税の税金が増えるようです。 ※勉強したのでまだ語れますが、すでに長文なのに、これ以上書くと引かれると思います(笑)　興味があれば検索してみてくださいネ。( *ˊᵕˋ)σ [検索]ﾎﾟﾁｯ。