機械義肢職人
人型アンドロイドが普及した22世紀 アンドロイドの手足の構造は、病気や事故で失われた手足を補う義肢の技術が応用されていた アンドロイドの普及により義肢に関わる技術も急速に進歩し、量産も容易になっていった 工場での大量生産が可能になった現在でも、装着する人に合わせた義肢を手作業で調整する機械義肢職人は、その数を減らしながらも存在していた 昔ながらの器具を用いて地道な作業を行う職人の仕事は、要する時間の割に収入に繋がらないと言われ、後継者はなかなか見つからなくなっていた… それでも、その機械義肢職人は割に合わない作業などと考えることもなく、寧ろ没頭して黙々と作業を続けているのであった 寧ろ没頭して → むし『ロボット』うして ロボットと言えば人型という先入観を排してロボットアーム的なものから発想しました (^^;