ランチタイムストーリー

ナレーション（昼休みが始まった直後のこと） 委員長「あっ！　男子君…」 男子生徒「委員長！？　何…？　俺、購買にパン買いに行くから急いでるんだけど…」 委員長「そ…　その…　いつも購買のパンばかりで栄養とか偏るんじゃないかと思って…」 男子生徒「えっ！？　もしかして、その弁当を俺に…？」 委員長「勘違いしないでよね…　たまたまおかずを作り過ぎちゃっただけなんだから…」 男子生徒「俺のために作ってくれたんじゃないの…？」 委員長「べ…　別に男子君のために作ったんじゃないんだからね…」 男子生徒「どっちにしても嬉しいなぁ…　ありがとう、委員長！」 ナレーション（そして、お弁当を完食した後…） 男子生徒「あ～美味しかった　委員長、料理上手いんだね…」 委員長「よかった…　喜んでもらえて…　あの…　これを…」　　（と、言って手紙を差し出す） 男子生徒「えっ！？　何でわざわざ手紙…？　…って、請求書！？　10万円！？」 委員長「美少女の手作り弁当としては適正価格です！」 男子生徒「この後は、「デザートは、わ・た・し…」的な展開じゃないの…？」 委員長「デザートもご希望の場合は追加料金で、合計20万円になります！」 男子生徒「え～っ！？　全ての男子が憧れる甘々の展開じゃないの…？」 委員長「人生、そんなに甘くないっていう教訓です！」 ナレーション（その後、委員長への借金を返すためにマグロ漁船に売られる男子生徒であった…） 女子生徒A「最近、急に学校に来なくなる男子がちらほらいるよね…」 女子生徒B「委員長と昼休みにどこかに行った後、帰って来なくなるって噂だよ…」 主「………　ちょ、待てよ！　前半は確かに俺の妄想通りだけど、後半の展開は何なんだよ！？」 Y「世の中、そんなに甘い話ばかりじゃないっていう教訓をこめておきました」 主「いくら何でも、このオチは無いんじゃない…？」 Y「大丈夫です！　久々のてへぺろオチです！！」 主「ぎゃふん！」 横着こいて事前に調べてみなかったのですが、ランチボックスって、普通に弁当箱ってことで良かったんですね… 投稿済の「すれ違いの純情…？」で莉穂ちゃんが持っているようなデカい箱のことだと思い込んでいたのですが、 皆様の投稿を見て思い込みだったことに気付き、急遽生成しました　（＾＾； もっとも、サムネをざっと見ただけなので、もしかしたらネタ被りしてるかも知れませんが…