便乗
「ムウ あれはまさか伝説の破壊技、虎猛雷火…!?」 「知っているのか雷電」 虎猛雷火(こもれび) ――民明書房刊「秘伝!! 天地開闢武技大全」より 古来より雷は天の怒りを、火は地の猛威を象徴するとされる。その両者を同時に操る武技「虎猛雷火」は、兎の軽妙さと虎の猛々しさを融合させた奥義であり、天と地を繋ぐ究極の破壊技として知られる。 発祥は中国南部、崑崙山脈の秘境に位置する「雷火道院」。伝説によれば、この武技を編み出したのは、兎のように軽快な動きを持つ僧侶・白雲(はくうん)と、虎のような剛力で知られる武人・猛虎(もうこ)との宿命的な邂逅であった。両者が力を合わせ、天に向けて一閃した際、雷と火が同時に炸裂し、周囲の山々を焼き尽くすほどの破壊を生んだと言われている。 技の発動には特殊な「雷火掌」を用い、雷を呼び寄せる「雷撃の構え」と、火を操る「猛焔の構え」を絶妙に組み合わせる必要がある。一度放たれると、虎が咆哮し、兎が跳ね回るような流動的かつ激烈な軌道を描き、標的を寸分の狂いもなく粉砕する。 しかし、この技の修得は困難を極め、成功を収めた者は「兎虎一体」として伝説視される。現在ではこの奥義を極めた者はほとんど存在せず、「虎猛雷火」はもはや幻の技と化している。 解説者注 「こもれび」とも読めるその名称は、一見穏やかな光景を彷彿とさせるが、実際にはその威力は天災に匹敵する。命名者である白雲曰く、「最も穏やかな瞬間こそ最も恐ろしい」――その言葉通り、虎猛雷火は敵に一切の逃げ場を与えない究極技である。 うろんうろん -uron uron- さんの「虎猛雷火」に、ChatGPTに考えてもらった勝手な解説を付けてみました やっぱりこういいう技には民明書房の解説ですよねぇ… (^^;