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月の女神 アルテミス
ポイボス・アポロンの双子。妹っぽいけど、実は姉。 銀月と狩猟、貞潔の女神。 引きしぼる弓はまさに半月。 オヤジ(ゼウス)はグズofクズだけど、太陽神の双子もかなりやばい。医神である彼の子アスクレピオスは医術に長じたが、ついに人を蘇らせるまでに達した。 「おい、ウチ(冥界)に人がこねーじゃんか」というハデスの苦情*に主神ゼウスは雷霆を放ってアスクレピオスを撃ち殺した。 自慢の息子を殺されて激怒するアポロンだが、さりとて父神ゼウスには歯向かえない。彼がしたのは、ゼウスの雷霆を作る巨人たちの虐殺だった。 (こいつはしょっちゅうやらかして、オヤジから”めっ”とされて人間の世界で”卑しい身分”として働く。ちなみに、アスクレピオスは後にちゃんと神になった。へびつかい座。WHOの象徴) アルテミスも、これはギリシャ神であるゆえに仕方ないのだけど、いくらかのやばいネタがある。 狩猟の女神だから、森を駆け巡り獣を射るんだけど、時には人もやったり。 また、彼女とアポロンはレトとの子で正妻ヘラとの子ではなかった。 レトの妊娠を知ったヘラは、その出産を禁じ、さらに追っ手を差し向ける。 先に生まれた彼女は母の手を引いて逃げ、アポロンの出産を助けた。処女神なのに妊婦、産褥の守護者と言われるゆえん。この面から、地母神としての一面もある。 あと、母を追ってきたモノはぶっ殺した。 夏子ベース。 *3兄弟で一番まともなのハデスだと思う。拉致事件、”冬”の誕生に関わってるけど、ゼウス容認のコトだし。