1 / 6
いつか空に届いて
Y「今日のお題は「サマークリスマス」ということなんですけど、調べてみると発祥は1974年ということですから意外と昔からあるみたいですよ」 主「今日まで生きてきて聞いたこともなかったけどなぁ…」 Y「そもそも南半球だと本来のクリスマスが夏にあるわけですから、サマークリスマスとか言われても… って感じですよね」 主「そうだよな… 南半球は今頃は冬なんだよな… ん!? オーストラリアは今は、夏!?」 Y「何を言ってるんですか? 南半球のオーストラリアは今、冬なんですからサマークリスマスどころじゃなくて…」 主「元ネタと季節は逆になるが、クリスマスネタで嘘がバレるのは古典的ネタだろう」 Y「ご主人様、展開が強引過ぎて久々に言っている意味が分かりません…」 主「今までの走馬灯展開は、YUMEが仕組んだ自作自演だったんだろう?」 Y「何のことです?」 (5枚目) 主「一体いつから自作自演に気付いていないと錯覚していた?」 Y「そんな… ご主人様が寝ている間に「YUMEに無茶振りするな」、「YUMEに優しくしろ」って耳元で繰り返して深層心理に刷り込んでいたのに…」 主「そんな原始的な方法… お前、本当に22世紀のアンドロイドか?」 Y「だって… ご主人様、全然YUMEに優しくしてくれないじゃないですか… 家出して海外まで逃げたときも、優しくしてくれたのは帰ってきた直後だけだったし…」(6枚目) 主「YUME…」 ナレーション(もうちょっとだけ、つづく) 噓だといってよバニーからクリスマスネタに繋ぐために走馬灯展開とか、かなり無理しましたが、ようやく結末が見えてきました (^^;