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カメラにらくがきしたお姫さま
じいや「ふう……カメラに偏光フィルターをかけておいたおかげで致命傷は免れたわい……」 *1枚目だけが作品です。2枚目は加筆前です* らくがき、という昨日のお題、加筆ならではできる何かをやってみたいなぁ……と思ってやってみました。お姫さまが手に持っているものをクレヨン風味にして(小さな子どもが尖った鉛筆を持っていると不安なので)カメラにクレヨンでらくがきしたAIイラストを加筆によって作成してみました。 今回も使用モデルはFinancier(fhxlv1)で、ネガティブプロンプトを改良したら4Kディスプレイで確認しても低解像度で鑑賞にたえるものができあがりました。 AIピクターズの生成機には高解像度モードがありますが、2枚消費ですし、低解像度で生成したあとR-ESRGAN 4x+で2.0倍に拡大しているので、モデル本来の風味をアップスケーラーで削いでいることになります(生成されたpngの情報を解析すると分かります)。低解像度でよいものができあがるのであれば低解像度のほうがよいと個人的には思います。 それと、今回は色味調整をするときにフォトショで肌の色を『シアン抜き』という技法で健康的にしてみました。シアン抜きはAIイラスト登場前から存在する古典的な技法で、ゾンビみたいな肌色を健康的な色にする手早い手法です。今回は特に陰になっている部分の肌色改良が顕著なように思います。この作品のようなAIイラストでシアン抜きしても大きな意味はありませんが、えちえちなイラストではシアン抜きは非常に有効な手法ですので、興味があるえちえち絵師のかたはググってみてください。 あと、カメラのらくがきを『Alice♡』と書いて反転させるのにはpaint.netという無料で導入できるWindows用シェウェアを使用しました。paint.netのレイヤーを扱う機能の豊富さ・使いやすさはクリスタやフォトショでもかなわないものがありますので、パソコンにインストールしておいて損はないと思います。また、paint.netのダウンロード元は怪しいところが多々見受けられます。私はダウンロード元として『窓の杜』を推薦したいと思います。 それと、ネガティブプロンプトにbabyを入れています。Financier(fhxlv1)は背景に謎のちびっ子が大量生産されることが多々あるのですが(プロンプトにchibiなどを入れたとき?)、ネガにbabyを入れておくとこの現象が軽減される気がします。