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女子大生マガジン2(今日のお尻)
「先輩!今日はどうして女子大生さんなんです?」 「今日は単純に”女子大の日”だからだな」 「そんな日があるんですね」 「1901年の今日、日本初の女子大、日本女子大学校が開学したらしい」 「そうだったんですか。でも僕達には縁の無い場所ですけどね」 「そりゃ女子大だからな」 「大学の頃は先輩はどうだったんです?」 「俺というか背後は史学科だったな。日本古代史専攻だった」 「普通過ぎてつまらないです」 「悪かったな。奈良の大学だったんだが、文化財学科ってのもあったぞ。その時点で日本でそこしかなかったんだが、今もそうならどの大学化すぐ解るな」 「何かサークル活動してたんですか?」 「漫研だぞ。といっても一回生の前半くらいまではほぼ幽霊だったけどな」 「そうなんですか」 「夏休みが終わって、学際の事もあって割と行くようになってな。気が付いたら以後卒業まで毎日授業が無い時は入り浸ってたな」 「幽霊よりはいいですよ」 「3回生の時は会長だった。まぁ本命が3回になった時に別のサークルとかけもち始めたってのもあるんだけどな」 「なるほど」 「いちどサークルの部屋で修羅場があってな。いや他所でやってくれと思ったぞ」 「まぁ大学生ですしそういう事もありますよ」 「まぁなんだかんだで楽しかったな」 「そういえば回生って言い方関西のだって聞きました」 「らしいがなんでかは知らないな。関東は違うのか?」 「いや知りません」 「まぁ別のどっちでもいいとは思うけどな」 「そうですね」