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【注・女装コスプレ】この闇と光
【この闇と光】という叙述トリック小説の根幹に関わる事なので、これから読んでみようと思われている御仁は以下の文章を読まぬ事を推奨するものである。 ✦・┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ・✦ 儂は【女キャラ】をエラムくんにあてたわけではない。 このキャラは自分の事を【盲目の姫】であると信じ込まされて育った盲目の男子なのだ。 そして彼をそういう立場に落とし込んだのは【画家】なのであった…。もう、この役をやらせるのはウチではエラムくんしか考えられぬのである。 儂はこの小説を図書館で借りてただ1度だけ読んだだけである。もう二十年以上前だ。 それでもグサグサに刺さっている。決して読後感爽やか小説だとはいえない。だがこの刺さった何かが儂から抜ける事は、儂が完全なる痴呆老人となるまで(今すでに危険水域だ)無いであろう。 ところで構図としてはエラムくんの目を、後ろから伸びてきた手が塞ぐ、というイラストにしたかったのだが、難しすぎた…