風鈴売りの北風鈴子
雪の降る寒い夜のこと 「風鈴いりませんかーー 風鈴はいかがですかーー」 一人のエルフの少女が風鈴を売り歩いていた・・・ 彼女の名は北風鈴子・・ ちりー・・ん ちり・・・・ん 「おひとついかがですか?」 通行人A「いらないよ・・ こんな時期に」 通行人B「その音!余計寒くなる。どっかに行ってくれ」 「お安くなってます! 風鈴!今!セール!」 彼女は大声でそういうと周りの人たちが振り返るのも見ずに路地の奥に消えていった・・・ 通行人たち「何だったんだ・・・」 路地裏では北風鈴子が笑いながらつぶやいていた 「風鈴今セール・・ foolin' myself 一人芝居・・ 本日のノルマ『一人芝居しながらダジャレを言う』達成・・」 風鈴売りは仮の姿・・ 彼女の職業は役者であった・・ ※今日のお題「風鈴」ということで風鈴売りに、名前にも風鈴を入れて、おまけにダジャレも入れときました。 ちなみにエリック・カルメンのfoolin' myselfは結構泣ける曲で好きだったなぁ