1 / 6
理沙「わたしには翼があるから!」
整備兵『これはまだ試験機です、いけません』 「飛べます! 邪魔をしないで!」 理沙は試験機体の乗員だった。止められているが、同じ試験機もすでに飛び立っている。 理沙「はばたけない翼に意味はない……この、私の翼を封じるなら殺してやるからな! そこに並べ! 並びなさい!!」 整備兵「……整備は万全です。我々の誇りにかけて」 理沙「ありがとう……理沙、XF4-008、カタパルトへ入る」 管制「オーケー。メインへアプローチのち、発進準備。 はじめて?」 理沙「お構いなく。3度目です」 管制「対地、対艦、タンクは投棄して戻ってください」 理沙「全部捨ててきま」