1 / 15
先輩「いらっしゃい」@バカガキ狩り
昨今世間を騒がす一連の凶悪事件に、内国安全保障局 新宿小隊 課長*である先輩も座視できなくなった。平和を守る最後の盾が動いたのだ。 1〜5枚目: 先輩「待ってたよ」 バカガキ『なんだテメェ!?』 先輩「警察みてーなモンだ。そのバールのような*モンとか捨てな」銃を向ける(3)。 美波「言われた通り、手にしている物を捨ててください(課長なら「手伝ってやろうか」と言って……)」(4・5) バカガキ『いつのまに?』 バカガキ『でも、オッサンとオンナだぜ?w』 ドヤドヤドヤ 7〜8枚目: 神田「はい、ボクたち〜。お兄さんとお姉さんの言うことに従いましょうね〜」 R4「外も、見張り役と運転手も抑えたから逃げられないヨ❤️」 観念してバールのようなモノやハンマー、ナイフを床に落とす。 先輩はおもむろに立ち上がると、ナイフを取り上げて軽く手の甲を切る。その意図を察した隊員の一人が、ヘルメットを脱いでいきなりドア枠に頭を打ち付けた。 R5「いってぇ!頭ァ、バールだかハンマーで殴られてイテぇ!」 神田「あっちゃ〜」 美波「現認していました。強盗致傷です」 バカガキ『してねぇよ〜!』 先輩「帰ってじっくり聞くよ」 9〜14枚目:この数日前* 美波「坂上さんが至急お会いしたいとの内線です」 先輩「動きがあったみたいだな。お通ししろ」 坂上「課長〜! ぼくのSMSにワケわかんないメッセージがきてるんです! これ犯罪がらみですよ〜」 先輩「曹操からか?」 坂上「え!? なんで知ってるんです?」 あすか「Y(SNS app)をダウンロードして、これからメールするアカウントでログインしてください。 おそらく、別のアプリをDLして連絡するよう連絡あると思いますが、その通りにしてください。こちらでモニターしていますので大丈夫です」 坂上「どういうことですか?」 先輩「闇バイトするんだよ、ナカノタカトシくん。財布と身分証、銃、私用のケータイ、家の鍵…ぜんぶ出せ…… じゃ、これを持て。今日からしばらくは元派遣社員で無職のナカノタカトシだ。部屋を用意してる。このあと送る」 坂上「やばいですよぉ。ヘマしたら殺されちゃいますって」 美波「財布にはタグが仕込んであります。スマホは電源さえ入っていればこちらから音声も聞けますし、リモート操作可能に設定しました。 捜査班2チームと戦術部隊1チームが24時間に監視しますのでご安心ください」 あすか「指示役からの連絡はなるべく長くしてください。こちらからのトレースがしやすくなります」 坂上「やるしかないんですね?」 先輩「ここまで俺がお膳立てしたんだ」 坂上「やります…」 *ややこしいんだよ w *バールのようなもの=色々種類があって、現物確保しても「バール」と言い切れないので。 *内国安全保障局は潜入捜査・囮捜査なんでもござれだ。なんなら司法取引やそのバーターに証人保護プログラムじみた見返りだって可能。 そもそも、「事前予防」とか見込み段階で急襲をGo!できる・する組織である。 (後から調べればいいor死人に口なしorこの件はともかく元々ギルティだった……局長や管理職はいくらでも言い訳できる)。 15枚目:バアル(大魔神・破壊神)のような者