1 / 11
護国公の出陣@アヴェリン
幼王アランの擁立に反対した諸侯や、その父リシャールの仇であるベーデン王アンリも討ち、ヴィルア国内の平定を行なっていたが…… 再び大規模な諸侯の反乱が発生した。 その中には、王を補佐すべき諸侯会議のメンバーまでいた。 3枚目:その知らせを受けるフィリアン大公妃(先王の王女、現王のおば、最大権門スティクス家の当主) 「ありがとうございます。このことは、すぐ大公にお知らせします」 広間に家臣やスティクス諸侯が集まったとき、すでにアヴェリンは苛立っていた(4枚目) アヴェリン「もはや我慢ならない。此度の乱は私が自ら討伐する。国内の諸侯、諸侯会議の面々にも王家…アラン陛下に弓を引くものがどうなるか知らしめる必要がある」(5枚目) フロランス「その通りです! この振る舞いはアラン王、それをお支えする兄上、護国公を軽視することに他なりません。断固!討つべしです!」(6枚目) アヴェリン「姫、先陣を任せる。まずはバルナベ侯だ。ピートン、ブレーム、タラント、ラドーネ、騎兵を編成して姫に指揮下に入れ」 諸将『はっ』(7枚目) 1・2、8・9枚目: かくしてアヴェリンも自らの傭兵軍とルロア大公軍の大半を率いて出撃した。 10・11枚目:先鋒のフロランス 王都には同じように討伐のため諸侯軍が集まりつつあった。だが、アヴェリンは今回の討伐・平定に他者の手が入ることを望まなかった。 それがゆえに、王都より最も近い有力者であるバルナベ侯にフロランスの率いる騎兵隊を向けたのだ。 フロランス「痴れ者らに容赦はいりません。この世の全ての苦痛を与えてあげましょう」(10枚目)