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軍務省・軍令本部から宇宙艦隊総司令長官に見解と意見を求める通信が入る
理沙は旗艦の執務室に総参謀長を呼んだ。 1枚目:理沙「軍令部と軍務省より、TWNとPRKに関する意見を求められています」 2枚目:理沙「TWNは軍事的な…この場合は兵器の援助を申し出ているそうです。また、ISRにあれほどの懲罰を与えるのなら、PRKにも相応の対処をするべきではないか、とのことです」 3枚目:総参謀長センパイ「有償支援ならいーんじゃない? CNにはもう宇宙艦はない。哨戒艇でも対地攻撃能力があれば、十分な抑止力になるだろ」 理沙「なるほど」 先輩「あまり大層なモンを供与すると、アメリカがヘソを曲げるかもしれない」 7・8枚目:(44歳です) 9枚目;理沙「では、PRKに関しては?」 10枚目:総参謀長「いいんじゃない、放って置いて」 理沙「ハァ!?」 先輩「世界に、あんな国が1つくらいあっていいじゃん」 理沙「……(えぇ〜?)」 総参謀長は、アノ国を珍獣か何かように思っているらしい。 11・12枚目:女子先輩。