かぎろひ

Battle in the field of haze 陽炎：かげろう 光と影とが、微妙なたゆたいを見せる現象。 古くは「かぎろひ」といい、揺れながら光るものを指した言葉。 春の日差しに暖められた地面から立ち上る水蒸気で光が屈折し、遠くの風景やものが揺らめいて見えることで、春の季語。 平安時代以降の和歌では、あるかなきかに見えるもの、とりとめのないもの、見えていても実体のないものの喩えとされることが多い。 ChromaFT_v4：水彩