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内国安全保障局 新宿小隊@局長命令
10時ちょい、局長からの呼び出しがあり課長(先輩)は美波と本局 永田町へ赴いた(ハマー、ハンヴィーではない)。 同席した美波は、局長からの要請・依頼に帰りたくなった。 課長は、へらへらと「仰せのままに」と応じて資料を受け取る。 だが、局長室を出た後の課長は、とても話しかけられる雰囲気ではなかった。通常なら、受け取った資料は新宿オフィスで必要部数を管理の上でコピー&配布する*。 だが、今日の課長は書類袋を美波に押し渡すと、本局オフィスのスタッフに、 「コピーを借りる、いいな?」 『はい、どうぞお使いください』 「何部だ?」 美波「35もあれば十分かと」 時間的に直接は帰らず、お気に入りの蕎麦屋へ入る。 運転手「お待ちしております」 「こい。また呼び立てるかもしれねぇのに、いつ食う気だ?」 課長は鴨せいろを頼み、美波と運転手もそれに合わせた。 新宿オフィスに戻る。課長は明らかに好ましくない気配だった。 「資料とは別に、概略も作ってくれ」 美波「はい」 美波「はぁ〜……」 内線 「シナジールームに課員と戦術要員を集めてくれ」 美波「かしこまりました」 (〜4枚目) 「よう、またせたな。みんな座ってちょーだい。美波、みずき、資料を」 美波・みずき「はい」 「冒頭にある14人をやる」 『政治家もいるぞ…』『いや、XXXのCEOの方がやべーだろ』 「……」 原田「おい、ぺらぺらだけを根拠で俺たちに政治家や官僚とやれっていうのか!?」 なぜか資料配布した美波に食ってかかる。 美波「はい? おっしゃることが理解できません。局長と課長の決断は戦争です」(8) 「てめぇ、ずいぶん早く読んだんだな。だろ? 素晴らしいね。 俺と地位、かわるか? あぁ!?」 原田「そんなつもりでは……」 「俺の目の前で、俺の秘書を罵倒するようなスタッフはいらない。キース、井上、こいつを外まで引きずり出せ!」 「で、だ…こいつは期限つきときてる。ただバラすだけなら今夜か明日にもできるが、局長のお望みはそうじゃない」 『ですが、14人を監視なんて人手が足りませんよ』 「書いてないが、池袋・府中・品川・千葉との合同だ」 『えぇ〜!?』『ぜってー足手まといだって』 「……いいからやれ! あと、この政治家3人はウチだけでやる」 ※ちなみに原田は懲戒扱いで放り出され(物理的に)、出身組織にも戻れなくなった。 (何回、戦争してるんだ?) *スタンプの上、配布。