廃駅に佇むエルフ
ふとした拍子にニンゲン時代の鉄道遺構に興味を持った双子のエルフが、最南端の「カゴシマ・西大山駅」から最北端の「ホッカイド―・稚内駅」までを目指す物語です。 舞台は人類文明が栄華を極めた時代の10000年後、ニンゲンが頂点だった時代はとうに過ぎ去り、今やその姿を見られる場所は限られています。 ニンゲン文明の遺構は保全され車両は宿泊所や店舗として再利用されていることも多いですが動力技術は失われており動く車両は殆ど無いです。 姉の名前は「アネ(ane)」 、魔法と錬金術のスペシャリスト。性格はおっとりしていてマイペース。異性からの押しにも弱く、いつも妹に心配を掛けています。 妹の名前は「リルシス(lilsis)」、身体能力がずば抜けています。性格は礼儀正しくしっかりもの。姉に対して厳しい一面を見せることもあるが、内心では姉が大好きで姉に尽くすのが生きがい。 二人は「双星のエルフ」と呼ばれるとても珍しいエルフの双子です。姉の趣味のコスプレをしながら、旅は続いていきます。 https://tabineko.hp.peraichi.com/