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今日は自然が残るところへピクニックです
電車で1時間半、山間の駅で降りました! これから眺めが良い丘までピクニックです ちょっと歩くので水分補給はしっかりしておかないとね♪ 「ん?どこから来たんだ?」 私くらいの女子高生っぽい娘に会いました 「え~っと、電車で1時間半位離れたところからだよ」 「はぁ?よくこんな何も無いところに来る気になったなぁ」 「ん~そうかな~でも、ここには近所に無いものいっぱいあるから楽しみなんだ」 「はぁ…あたしはこれから街まで出向いて買い物するのに、逆に何も無い所まで来るやつもいるんだねぇ 電車終わるの早いからちゃんと帰るんだよ?」 口はぶっきらぼうだけど悪い人では無さそうです 「写真、一緒に撮らない?」 「は?」 「旅の思い出ってやつでさ?」 「あたしは別に旅してるわけじゃないんだけどな」 でも、ちゃんと並んで写ってくれました♪ 山間の道ですが今日は革靴に見えてトレッキングシューズです 靴底厚いので助かります 「そろそろ有るはずだね…あ、ここかな?」 周りの開けたところに、石でできた椅子やテーブルが有ります むかしここに有った美術館の展示物だった美術品なのですが、美術館が廃館になってもこの展示物だけ残ってるのです 勿論打ち捨てられた訳ではなく、今も「年に数日だけの美術作品」として知ってる人は知ってます ただ、時間がちょっと早かったみたいです そろそろかな? 椅子に座って影を見ると… 「本当に有ったんだね」 遠くの山陰が椅子に差し掛かる頃、椅子に座る人を後ろから抱きしめるように伸びる影 この影を見ると恋人ができると言われてる場所なのですが、一人で来ないと「恋人ができても浮気される」とか困った噂もあるので、一人できました この美術品がここに残る理由、それは 「ここでないと意味がないから」なのです いい写真も撮れたし、素敵な娘との出会いもありました 休日は知らないところへ出かけるのも楽しいですよね♪