だめ、ダメなのぉ・・・
旧校舎で肝試ししている途中に暗闇の中に閉じ込められて、みんなばらばらに。 私は変な生き物に犯されている。 タコとかイカのような腕からは粘着質の液体が私の体を愛撫する。心は嫌なのに体は反応してしまう・・・ダメまた反応して・・・ウッ・・・体に電気が走ったように見悶えてしまう。電気のような痺れは快楽の快感に変わっていく。 腕の先端からにじみ出る液体がショーツを溶かして秘部を触りだす。 強弱をつけてなでたり秘部をつついたりなめるようにいじってくる。そのたびに体が反応して艶のある声が出ちゃう。 「ふああぁぁぁっ・・・」 気持ちいい・・・ オナニーでは体験できない快楽を化け物で味わっている。 腕の先端の形状が男性器の形に変わりゆっくりと秘裂に入ってくる。抵抗したくても腕や脚は化け物に絡まれて抵抗できない。先端はゆっくりと押し広げるように膣に入ってくる。熱く太いものが膣壁に絡みつき壁を刺激してくる。ゆっくり奥まで入ってくる感触が感覚でわかる。少しすると動きが止まる。おそらく子宮の入り口に先端が届いたのだろう。間をおいて先端が刺激するように突いてきた。 「あんっ……!」 本能が刺激され声をあげてしまう。喜んだのが分かったのか物体はさらにナカで大きくなり快楽の刺激を体に流してくる。気持ちよくなりたくないのに気持ちよくなっていく。膣の中が熱くなってくるぬめり気が増してくるのが分かる。メスとしての本能が性交したいと望み始めている。頭がボヤんとしてくる。それが分かったのかペニス状になったモノがゆっくりと奥と膣孔を行ったり来たりし始める。卑猥な音が周りに響く。 「アッ……アッ……」 女体を喜ばすことを本能的に知っているのだろう。強弱をつけてたり角度を変えて膣をまさぐる。 「ふああぁぁぁっ!!」 体を反らせ、甘い悲鳴をあげる。中を掻きまわされるたびに溢れるように液体が飛び散る。 だめ、気が狂っちゃう。 「あっ、あっ、いっ……いっちゃ……うぅ――――っ!!」 ペニス状になったモノを本能のまま締め付ける。ドクンと脈打つ反応とともにナカに熱いものが流れ込んでくる。 子宮におそらく精液が注がれてる・・・熱い・・ナカに満たされていく。気持ちいい。 受胎しちゃう・・・おそらくこの化け物はメスという個体がないのだろう。だからこのように襲って取り込んだ宿主に精を流し込んで生殖活動をするんだろう。理解したところで誰も助けに来ないだろうし、助け出されたとしても人以上の快楽を与えられている以上、平常な生活には戻れないだろう。 いや、おそらくここは今までの世界からは切り離された別空間なのだろう。 だったら・・・ ねぇ・・・もっと気持ちよくして・・・ そのつぶやきに取り囲んだ腕たちが喜んだように震えた。