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ウンダバー_の 穀物!
いやぁ、見てください、なんだろうねこの草! あやや!中からモロコシ出てきましたね! このちょっと頼りない感じのチンケなトウモロコシ 実はこれ、現代のトウモロコシ(学名:Zea mays)の原種とされるツブヤンケという かなり珍しい種類なんです。 流通量が極めて少なく、一般的な市場で見かけることはほとんどありません。 ツブヤンケは、中央アメリカ、特にメキシコ周辺が起源とされており、現代のトウモロコシの祖先にあたると考えられています。 考古学的な調査によると、数千年前に先住民がこれを栽培し品種改良を重ねて今のトウモロコシが生まれたと言われています。 現在では主に学術研究や一部の伝統農法でごくわずかが栽培され、商業的な生産はほぼ見られません。 粒自体は小さくて硬く、食用には適しません。 主に家畜の飼料として利用されることが多いものの、ごく一部では製粉用に加工され 少量ながらパンやトルティーヤのような伝統的な食品の原料として使われることもあります。 その素朴でそっけない味わいは現代人の疲弊しきった心と体を癒し、 体内の乱れた気の流れを血流によって正しく直す リセット効果を持つ超自然のパワーフードとして旅行者の人気を集めています。