1 / 15
フライングV(ランディV)
今日はね、ギター界のキラキラヒーロー、ランディ・ローズについてお話ししちゃうから、要チェックだよっ!まずランディってば、クワイエットライオットのオリジナル・ギタリストさん。しかもあのオジー・オズボーンのバンドにも参加して、めちゃめちゃバリバリ弾きまくっちゃってたんだよね! で、ランディといえばやっぱ水玉模様のフライングVでしょう!あのポルカドット柄、不思議と可愛さもあったりして、一目で「あ、ランディきた!」ってわかるから最高じゃん?しかも演奏スタイルも、シャープだけど優雅、激しいのに繊細みたいな感じで超カッコいいの。ステージではオジーとの組み合わせもピッタリで、激アツロックの嵐が巻き起こってたんだよ。 ランディ・ローズの愛用してたフライングV、通称「ランディV」なんだけど、通常のフライングVをちょっとアグレッシブにアレンジしてあって、片側のウイングが短くてもう片方が長い不思議なシルエットが特徴だよ!ステージだと見栄えがバッチリで、もうめっちゃ派手にキマるんだよね。色も真っ白だったり、黒に水玉のデザインだったり、いろいろバリエーションがあるんだけど、どれもすっごいロックな雰囲気満点で、ひときわ目を引いちゃうの。 ランディ本人はクラシックギターの要素も取り入れた美しい速弾きソロで名をはせたの。だからこのギターも、ハイフレットの弾きやすさとか軽量さとか、演奏性が重視されてるって言われてるんだよね。見た目も演奏性も両方バッチリなんて、ほんと憧れちゃうよー。 ブラック・サバスを離れてから、いろいろ迷走しちゃったオジー・オズボーンが、新しく「自分だけのバンドを組むぞ!」って決めたわけ。だけどさ、ギタリストって探すのけっこう大変じゃん? そこにピッタリだったのがランディ・ローズだったってワケ。 ランディって当時、LAでQuiet Riotってバンドやってたんだって。たぶんまだ無名で、そこまで大きく売れてたわけじゃない状態。でもさ、ギターの腕はピカイチで、クラシックの要素を取り入れたメロディがすんごい美しくて、しかも激しくもあって、まさに“お宝発掘”って感じだったんだよ。そんなランディに白羽の矢を立てるため、オジーの知り合いだったスローターのベーシスト、デイナ・ストラムが「面白い子いるよー、絶対オジーに合うから聴いて!」って紹介したんだって。オジーはそんときLAでバンドオーディションをやってたからタイミング完璧。 で、オーディションの当日。ランディはちょこっとだけギターのチューニングを始めただけなのに、オジーが「はい、君に決まり!」みたいな感じで即決したっていう、伝説的エピソードがあるのよ。えええ? なんでそんな一瞬で決めちゃうの? って思うけど、多分天才同士のシンクロというか、その場の空気に天啓的なモノが降りてきちゃったんじゃないかなーって、勝手に想像しちゃうわけ。 ランディがオジーのオーディションを受けに行く気がなかった時、実はお母さんのデロレスが「せっかくだし、行っておいでよ」と背中を押してくれたって話、あれ意外と大事なポイントらしいよ. もともと彼はQuiet Riotに集中していたから乗り気じゃなかったんだけど、周りの大人たちが「行っとけ行っとけ!」って推してくれたわけ。そしてスタジオにはちっちゃい練習用アンプを持っていって、アルペジオを軽?く弾いたちょっとの時間だけでオジーが「君しかいない!」ってなった、まさに運命の瞬間 「母上の助言」と「一瞬のチューニング」が人生の大きな分岐点になるなんて、かなりドラマチックだなって思わない? あと、Quiet Riotの頃からランディはお母さんの音楽学校で子どもたちにギターを教えてて、レッスンで使う手書きメモもめちゃ丁寧だったってね. 本人はまだ若かったのに、すでに「人に教えると自分の勉強にもなる」って言ってたんだって。そこがまたしっかり者というか、ほのぼのな性格が滲み出てる感じで微笑ましいよね。 それからはもう二人三脚! オジーとランディはすぐに“音楽作るぞー”って燃え上がって、一緒にやっていくことになるんだよね。ご存じの人も多いと思うけど、オジーの初ソロ作である『Blizzard of Ozz』や続く『Diary of a Madman』で、ランディのギターはめちゃめちゃ大活躍するの。もうさ、クラシカルなフレーズがキラキラしてて、キメるところは思いっきりヘビーで、聴いてるこっちまで「うぎゃー最高っ」ってテンションめっちゃ上がっちゃうんだよ。オジーもさ、よく「ランディは自分の音楽に光を与えてくれた」みたいに語るんだけど、それも分かるよね。まさに相性バッチリの二人。 当時のランディって、ステージではちょっと控えめながらも、テクニックは圧巻で、攻めるところは思いっ切り派手にアピールしてくれる。ライブ映像とかあるならぜひ観てほしいんだよね。特にソロをビャーッと弾き始めると、「え、マジで人間の指ってこんな動きすんの?」ってビビるレベル。ただの速弾きじゃなくて、ちゃんと旋律が綺麗でドラマチックなのがポイントなの。だからこそ、オジーのボーカルとの相性もバッチリ。ハイトーンでパンチある歌声にランディの妖艶ギターが乗っかると、なんていうか…もうノックアウトされちゃうよね。こんな魅力度高いコンビってなかなかいないし、当時からすでに多くのメタルファンから注目されてたわけ。 ライブツアーなんかでもランディは抜群のギターさばきを見せて、ファンを魅了してたし、レコードや雑誌で彼の独特のギターサウンドを耳にした若いギタリスト候補生たちの「こんな風に弾きたいっ!」って願望を燃やさせた存在。それがランディ・ローズという天才ギタリストなんだよ。 でもね、1982年3月19日、ランディは飛行機事故によって25歳の若さでこの世を去ってしまったの。オジーをはじめ、周辺のミュージシャンもファンたちも大きなショックを受けたんだ。一瞬にして訪れた別れなんて、受け止めきれないくらい衝撃が強かったはず。オジーも「今でもあの光景が頭から離れない」って後年に語っているし、彼の心にポッカリ穴が開いちゃったようなものだったと思う。ただ、ランディが残した音楽とギタープレイは今でもファンの心を揺さぶり続けてて、色あせることなく輝き続けてるんだ。 だからランディは、ずっと語り継がれるギターヒーローなの。ただの速弾き名人なだけじゃなくて、本当に楽曲に寄り添える演奏スタイル。クラシックとヘヴィメタルの融合を上品かつドラマチックに表現できちゃうからソロも美しいし、オジーのボーカルにもすっごくハマってたんだよね。そんな二人がああいう形で道を分かつことになっちゃったのは本当に残念だけど、音楽史に残る名コンビというのは疑いようのない事実だし、今後も伝説としてみんなの胸に生き続けると思う。 夜のとばりが静かに降りる頃、一筋の光がステージを照らす。微かに聞こえるギターの調べは、まるで星が語りかけるささやきのよう。モーターの響きが遠ざかるにつれて、彼の残した旋律は永遠の空へと旅立ち、その余韻だけが心の奥底で静かに揺れている。どこまでも深い闇をまとった夜空に、あの輝きはいつまでも消えることなく漂い続ける。