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新モデルテスト+雑記
お世話になってるDreamshaperがv6にバージョンアップしたので色々とプロンプト試してる内になかなか好みの画風がヒット。今まで江戸時代風の絵が多かったがいっきに大正・昭和初期まで時代が飛ぶ。病んでそうな女の子が出たので削除するのもなんなので供養あげ。 (以下、雑記) AIでイラストを作っていてよく思うのが、人間の『顔』に対する認知能力の高さが凄まじいということ。目の濁り、ハイライトの有無、口の角度が2~3度違うだけで受ける印象が180度変わる。デフォルメされたアニメーションに適した絵が発展した背景はその作画コストの低減と同じくらいの比重でこの部分があるに違いない。口の位置がほんの少しずれただけで鼻の下がのびた間抜け顔になってしまうのは大変すぎる。そしてリアルな造形であるほど些細な違和感が積もりつもっていわゆる『不気味の谷』を作ってしまう。この3枚の絵も口と目周りはかなり手直ししました。 人間は霊長類だ。その霊長類の大きな特徴は『顔に毛がない』こと。猿もゴリラも顔に毛がない。それは対象の表情から心の機微を読み取る能力を発展させて群れを築くためだという。人間は点が3つの逆三角形を見れば『顔のようなもの』と認識し、正三角形の場合はそう感じない。(個人差はあるでしょうけどね)そういった普遍的な感覚を多少なりとも皆共有している。 画像生成AIという先端科学の一部を用いた技術で遊ばせてもらった結果、人間に種として本来備わっている根源的な能力を再確認することになったのは面白いなとAIガチャしながら日々感じています。(小並)