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ねこ座は存在したのにゃ!
マジですにゃ! かなしいことに過去形ですにゃ… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ねこ座(猫座、Felis)は、現在使われていない星座の一つです。かつて、うみへび座とポンプ座の間に位置していましたが、現在の88星座には選ばれていません。 考案者と登場時期: 1799年にジェローム・ラランドによって考案され、1801年にヨハン・ボーデの星図『ウラノグラフィア』に初めて描かれました。 ラランドの愛猫家ぶり: ラランドは非常に愛猫家で、「3つの飼い犬(おおいぬ座、こいぬ座、りょうけん座)と3つの野生の猫(しし座、こじし座、やまねこ座)の星座があるのに、飼い猫の星座は1つもない」と嘆いていたそうです。 現在の状況: 現在は使われていないため、星図などで見かけることはほとんどありません。 つまり、かつては存在したものの、現在では「幻の星座」となっているのが「ねこ座」です。 また、興味深い点として、12星座(黄道十二星座)や十二支にも猫は含まれていません。これについては、猫が人間を類型化する要素として紐づけられない存在だからではないかという考察もあります。