夜に見た夢の話
西の空の一等星を指差した。 「あの一番大きく明るい星の下には竜がいて、何でも願い事を叶えてくれる魔法の石を持っているんだ」 「ほんと?」 「きっとお父さんとお母さんにまた会える」 ぼくと弟は竜を探しに、遠い遠い旅に出た。 (でもそれは昔読んだ絵本の話。だからこれは朝が来て、起きれば忘れしまう夢なんだ。だってぼくは知っているから。あの日お父さんとお母さんと一緒に弟も同じ車に乗ってたって)
西の空の一等星を指差した。 「あの一番大きく明るい星の下には竜がいて、何でも願い事を叶えてくれる魔法の石を持っているんだ」 「ほんと?」 「きっとお父さんとお母さんにまた会える」 ぼくと弟は竜を探しに、遠い遠い旅に出た。 (でもそれは昔読んだ絵本の話。だからこれは朝が来て、起きれば忘れしまう夢なんだ。だってぼくは知っているから。あの日お父さんとお母さんと一緒に弟も同じ車に乗ってたって)
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