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サイレント・ランニング (5枚) 【映画】
(注:この画像は映画と違います) サイレント・ランニング 1972年 アメリカ 環境破壊のため、植物が全滅した地球。 わずかな標本が土星軌道の3隻の宇宙船に接続されたドームに残されていた。 8年後、地球は植物の復活計画を止め、すべてのドームを残された植物ごと核爆弾で破壊することが決定された。 宇宙船の一つ「ヴァリー・フォージ」の4人の乗組員の一人、植物学者のローウェルは地球の復活を願い植物を育て食べていた。 他の3人は、人工食物だけで充分だと言い、地球に帰れることを喜ぶ。 他の2隻のドームはすべて破壊され、「ヴァリー・フォージ」のドームも次々に破壊されていく。 ローウェルは止めるように3人を説得するが聞き入れられない。 ・・・そして、3人をドームに閉じ込めて、そのドームを破壊してしまう。 地球には事故があったと騙して、たった一つ残ったドームと共に、ローウェルは逃亡する。 宇宙船の保守をおこなう3体のロボットに「デューイ」「ヒューイ」「ルーイ」と名前をつけ、植物の管理も出来るようにプログラムする。 (このロボットたちの動きがかわいいのが、この映画の一番好きなところ) ローウェルは、ともに暮らした3人を殺してしまったことを悩みながら、「ヴァリー・フォージ」は太陽系を離れていく。 そして、地球から救援の船が追って来て、ドームを爆破して地球に帰ろうと連絡が入る。 ローウェルの決断は・・・ ーーーーー 「2001年宇宙の旅」(1968)「アンドロメダ…」(1971)の特撮を行ったダグラス・トランブルの初監督作品。 ダグラス・トランブルは、その後『未知との遭遇』『スター・トレック』(ともに1977、特撮)、『ブレードランナー』(1981、特撮監督)などを担当。 音楽のジョーン・バエズの曲と歌もいい。 50年以上前の映画ですが、私が見返しているマイベスト映画の一つです。