The White Goddess
1948年に初版が出版された、イギリスの作家ロバート・グレイブスによる詩的な神話作りの性質についての長編エッセイ …というのは建前 私が知っているのは「The Enid」というイギリスのプログレッシブ・ロックバンドの通算10枚目のスタジオ録音アルバム(1997年リリース)の方です 初期メンバーの相次ぐ脱退で活動を休止していたThe Enidの第3期ともいうべき時期の初オリジナルアルバムとなります その内容は、第1期の1st~3rdアルバムへの回帰のようなロマンティックかつ重厚なシンフォニック・プログレ組曲です このバンドの特徴というのは、一言で言ってしまえばシンフォニック・プログレッシブ・ロックバンドなのですが、そこらのシンフォプログレと違うところは、クラシックのスコアをロックバンドの楽器及び編成で演奏しているに等しいということなのです(つまり、オーケストラの演奏にも耐えうるスコアをロックバンドだけで演奏する) しかも、ほとんどすべての曲がオリジナル曲であるというところが、特筆すべき点だと思います(もったいない) 私のお気に入りは3rd (Touch Me), 2nd (Aerie Faerie Nonsense), 1st (In the Region of the Summer Stars), 6th (The Spell)あたりかな 特に3rdアルバムはLPのA面が交響曲、B面がピアノ協奏曲といってもよいほどのロマン派シンフォニー風に仕上がっています 私にThe Enidを語らせる止まらなくなるのでこの辺で… 気になる方はようつべで検索してください