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戦いの女神 in 依り代
年に一度の剣闘祭は戦いを司る女神へ奉納するものでもあり、依り代となる少女に降りて頂いて直接見て頂くことになっている。 依り代は神殿で国内各地から見い出され候補として育てられている子らがいて、毎年何かの方法で選ばれるのだとか。髪の色や瞳の色は降りた時点で女神の象徴色に変化する。 依り代の体を得た女神は好き勝手に闘技場を見て歩いて、有望そうな剣闘士にちょっかい出したりとかもあったり。 優勝者が決まると女神から勝者の冠と一振りの剣が授与される。 女神が地上で長居するのは障りがあるので、祭りが終わったらさっさと帰ってもらいたいのだけれど、ほっといたらいつまでも帰ってくれない。 授与式直後に優勝者が依り代を壊すことで、女神に強制的に帰ってもらって祭りが終わる。