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桜子さんとコン子ママ・昔馴染み
「ギン子さん、何してるんですか?」 「あら、サクラちゃん、お久しぶり」 「お久しぶりじゃありません! まさかお盆からずっとこっちにいるんじゃないですよね」 「いや、まあ、色々あってね」 「何言って・・・」 「そんなんことよりさ、ほら、うちの子とあの若いお巡りさん、なんか良い感じじゃない?」 「・・・まあ、最近よく一緒にいるし、斎藤さんもコン子ちゃんのこと気にかけてくれてるみたいですけど」 「来年のお盆辺りには初孫が見れるかな?」 「そんなわけないでしょう!」 「えーっ、うちの子あんなに可愛いのに・・・・・・私がこっそり後押しすれば」 「や・め・て・く・だ・さ・い!! だいたいあなたは昔から自分勝手なんだから。 いともいつも問題を起こすトラブルメーカーで、小さかった私もどれだけ引っ張り回されたか」 「懐かしいねー、二人で悪霊や妖怪変化の退治とかしたねー」 「・・・あなたが勝手に喧嘩を売って、私まで巻き込んだんでしょう」 「そうだっけ?」 「そうですよ! さんざん暴れ回って名を轟かせたと思ったら、突然コン子ちゃんが出来て優しいお母さんになっちゃって、これでお山も平和にって思ったら小さなコン子ちゃんを残して病なんかでいきなり・・・いつもいつも自分勝手でコン子ちゃんも私も回りがどれだけ大変な思いをしたか・・・」 「ごめんね、サクラちゃん。 それから、ありがとうね。 コン子のこと陰から見守ってくれてたんだよね」 「私は別に・・・人の子じゃないからあまり世話を焼くわけにもいかないし・・・ギン子さんみたいにならないよう見張ってただけだし・・・」 「本当にありがとうね。 コン子ももう一人前だし、あの警官の坊やもいるし・・・安心してサクラちゃんはあの眼鏡の先生と」 「!! えっ! い、いや、センセと私はまだ、というか、そんなんじゃ、じゃなくてって・・・・・・あ! 逃げた!! ギン子さん! いつまでもウロウロしてないで早く帰ってくださいよ!!」 セリフばっかで文章長くてすみませんw 桜子さんにナースと巫女属性は付いたから、次はメイドか?