変身！蛭川まや対トズロン帝国

１～１４ 詠子「まやちゃん、何か見える？」 まや「詠子さんの言うとおりだ。やつらはここにいる。でも、まだ気づいてないみたいだ。」 詠子「何人いるの？」 まや「3人か、せいぜい4人だ。どうやら先遣隊みたいだ」 詠子「まやちゃん、正面から戦えると思う？武志さんは今、町を離れてるんだけど…」 まや「大丈夫、詠子さん。私なら余裕でやれる」 詠子「さすがのまやちゃん、戦いから逃げないね！」 まや「詠子さん！私は暴力的な女に見えるの？」 詠子「冗談だよ、冗談！とにかく…私もこっちでサポートするからね！」 まや「もっと近くで見てみる。」 詠子「了解、まやちゃん。気を付けてね。」 戦士1「目標地点に近づいてるぞ」 戦士2「任務を忘れるな。この地域の主要エネルギー源を探して、接続するんだ」 戦士1「忘れてないよ。でも、なんで俺たちがやらなきゃならないんだ？簡単な仕事だろ？」 戦士2「この地域には背教者と、あの失敗作の女がいるんだぞ。油断するなよ！」 戦士1「ははっ！あんなのが俺たちに敵うと思ってるのか？俺たちはトズロン帝国の精鋭兵士だぜ！」 戦士3「黙ってろ！俺たちは重要な任務を遂行してるんだよ！」 まや 「こいつら、ここの電力に何かしようとしてるわ。止めなきゃ。」 詠子 「そうね、まやちゃん。驚かせてやるのがいいわよ。」 まや 「またこの…失敗作だのなんだの…許さないわよ！」 詠子 「まやちゃん？どうしたの？」 まや 「トズロン帝国！この街に手を出すなんて許さないわ！命が惜しければ、今すぐに引き上げなさい！」 戦士３ 「あれは失敗作だ！やっつけろ！」 詠子 「驚かせるのはもう無理ね…まあ、いいっか。まやちゃん、いつでも準備はできてるわよ！」 まや 「それが聞きたかったわ！」 詠子「リンク設定完了！転送装置…オールーグリーン！やっちまえ！」 まや「よし！NCS、起動！」 システム「NANOMACHINE CONTROL SYSTEM、ACTIVE」 まや「スーツA型…転送！」 システム「EXECUTING PROGRAM」 ２７～３０ 戦士2「変身したのか？この女は…」 戦士3「指令に言われた通りだ。気をつけろ！あいつは危険な存在だぞ！」 戦士1「くだらない！今のうちに一気にやっつけてやる！」 戦士3「待てよ！そんなに突っ込むな！」 戦士1「遅いぞ、失敗作！これで終わりだ！」 戦士1「な、何だと！？ぐああああああああああ！」 戦士2「戦友！あり得ない！どうしてこんなに強いんだよ！」 まや「大きな間違いをしたわね。私は失敗作じゃない…私は…蛭川まやよ！！！」