玄葉とまったり過ごす一日
2024-11-09 00:00:00
ProfiteroleMix
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対象年齢：R-15(性的描写あり)
デイリー入賞： 79 位
参加お題：萌え袖
急に冷え込みが強くなってきた事もあって、皆の服装が厚着になってきています。雑誌のモデル撮影も発売日に合わせて冬服の撮影をする機会が増えてきて、どうすれば被写体を魅力的に写せるかの腕前が問われる時期です。何せ薄着の時に比べて服の存在感が増すので、服もモデルも両方を目立たせるのはなかなか大変なもので。
何かいい方法はないかなと思っていたところ、玄葉が目に入りました。寒くなってきたからか、袖をちょっと伸ばして手の甲を覆っています。いわゆる萌え袖です。
「可愛いな」
思わず呟いて一枚撮ると、玄葉がこっちを見て目を丸くします。
「な、何急に。おだてて何かさせようってつもり？」
「我が妹ながら疑り深いなー。普通に可愛かったから撮っただけだけど」
「普通に可愛かった、まではまあ思ってるだけなら勝手なんだけど。そこからノータイムで撮影って行動に移るのヤバいって自覚ある？」
「ないよ」
可愛い女の子をカメラマンが撮影して何が悪いのでしょう。相手が嫌がっているなら流石にダメでしょうが、玄葉の顔を見る限り満更でもなさそうだし。折角だから玄葉を被写体にして経験を積ませてもらおうかな。
「今日の玄葉が萌え袖で可愛いから、何枚か撮らせて欲しいな」
「萌え袖って・・・別にこれ狙ってやってるわけじゃなくて寒いからなんだけど」
玄葉の場合、肩をカバーするわけにいかないから寒い時期は苦手にしてるんだよな。玄葉がまだ小学生だった頃、あんまり寒そうにしてるから剥き出しの肩にあったかい吐息を「はぁー」って吹きかけてあげたら、顔を真っ赤にして涙目になった玄葉に滅茶苦茶グーで殴られた事があって、それ以来私は玄葉の肩を温めるのは諦めたんだけど。
「・・・お兄の事だから、許可しなくても撮ってきそうだし。撮ってもいいけど、後で撮った写真は全部見せてよ。ダメなのは消すから」
「ん、分かった」
そんな訳で、今日は玄葉と一緒に過ごしました。基本的にオフショルダーのセーターだから袖は余りやすいので萌え袖キープはしやすいようですが、オープンサンドを食べる時などは流石に手を外に出すようです。
「そりゃそうでしょ。袖がパンくずまみれになっちゃうじゃない」
「セーターって汚すと割と洗濯で綺麗にするの大変だからねぇ」
その後も家の中で過ごす玄葉を「そのポーズ可愛い」「今の顔好きだな」などと褒めながら時々撮り、一日が過ぎて行ったのですが、夜になる頃には玄葉は疲れて機嫌が悪くなっていました。
「当たり前だと思わない？一日ずっとレンズを意識して過ごせばリラックスできる訳ないでしょ」
「おっしゃる通りです。ごめんなさい。今度何かお詫びするから」
そして夕食も終わって、玄葉も部屋に引っ込んだのですが。すぐに私の部屋を訪ねてきました。枕を持って。
「ごめん、お兄・・・今日、一緒に寝てもいい？」
「えっ、どうしたの。何か怖いものでも見た？」
玄葉が私に対してこんな風に甘えるなんて、大人になった今ではとても珍しい事です。何か普通ではありえない原因があるとしか思えません。
「いや、私のベッドで幽魅さんがバブルスライムになってて・・・」
「・・・あー、あの形態か。前は何か公園でバカップルを見たとかで溶けてたんだよね。今日も何かあったのかな」
「知らないけど、あれじゃ塩かけたりしても意味無さそうだから、ベッド使えないのよ。でもちゃんとベッドで寝ないと寒いから、枕だけ持ってきたの」
「玄葉は寒さに弱いもんね。いいよ、今日は一緒のベッドで寝ようか」
実を言うとゲストルームのベッドも空いているのですが、瑞葵ちゃんの悪霊騒動があってからどうも玄葉はゲストルームに近づくのを避けているようなので、ちゃんと安全なのかちょっと不安があります。私もそんな部屋は積極的に使うのは嫌なので、幽魅がヒマな時にじっくり調べてもらわないといけません。
「玄葉と一緒に寝るなんて子供の時以来かなぁ」
「・・・お兄覚えてないの？大人になってからも一緒に寝た事一回だけあるんだけど」
「えっ、そうだっけ？」
「私の配信が収益化した時、お祝いで夜に宅飲みしたでしょ。お兄の方が私よりテンション高くて、気絶寸前まで飲んでたから忘れてるんじゃない？その日は、私とお兄で支え合って移動してまずはお兄の部屋についたんだけど、そこで二人とも力尽きて一緒に寝たの。朝起きたらお兄が私の胸に顔埋めて寝てて、引っぱたこうかと思ったけど水に流した」
「ええー！？それは言ってよ、それ私がちゃんと謝らなきゃダメなやつじゃん！」
妹の胸を枕にしてたとか土下座案件じゃないか！
「まあ、お互い酔いまくってたし、それ以上の事はされてないからその一回だけ大目に見た。・・・翌朝起きてまた胸に吸い付いてたら今度は社会的に死を覚悟しておいて」
「ねえ玄葉、私急に一睡もできないくらいの緊張感に襲われてるんだけど」
そんな事を話している内に、いつの間にか眠りに落ちていたようです。ちなみに朝起きた時に状態を確認したら、玄葉には触ってなかったし、玄葉の服も脱げてなかったのでセーフだと思いたい。
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(masterpiece, best quality:1.3), illustration, (extream detailed), one girl, angel Descending
コメント
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寝ぼけて女の子の服を脱がす？そんな特技も持っているのですか
凪「その気が無くても、玄葉の服だと、ね・・・普段から肩がすごい出てるせいでちょっとした事ではだけちゃいそうで。ほら、引っかかるところもないし」 玄葉「おい。引っかかるところが・・・何だって？」
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玄葉ちゃんの萌え袖かわわ！！
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セーター以外にもだぼだぼ白衣とかワイシャツでもやってみたかったんですが、オフショルダーと組み合わせると異次元の服になったので没ですw
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