「AIピクターズ」AIイラスト・小説投稿サイト

リニューアル版の作品ページはこちら

ログインすると、いいねに応じたおすすめ表示や、画像生成機能が利用できます!

新規登録/ログイン

ブックマーク

241025

2024-10-25 00:44:00

StableDiffusion

2024-10-25 00:44:00

StableDiffusion

5

対象年齢:R-15(性的描写あり)

参加お題:包帯
ママとまたケンカした。ケンカと言ってもいつもみたいに、私の話なんて全然聞いてくれないで、ただ怒られるばっかり。私の声なんて、空気みたいに無視される。涙が止まらない。胸が締めつけられて、息が苦しくて、頭がグラグラする。 怒りと悲しみ、そして無力感が心の中でぐちゃぐちゃに混ざってくる。何かを言おうとしても、言葉が出てこない。ただ泣いて、泣いて、それだけ。何も変わらない。 部屋に逃げ込んで、床に倒れこむ。なんで私がこんなに悪いの?どうして誰も私のことなんか気にしてくれないの?何も分からない。 手が震えるけど、カミソリを握る。太ももに軽く当てると、冷たい金属が肌に食い込んでいく。その瞬間、頭の中が少しだけ静かになる。この痛みだけが、私を現実に戻してくれる。 血がじわっと流れてくる。赤い線が太ももに刻まれて、その下からじんわりとした熱が広がる。それでも、すぐにまた苦しさが襲ってくる。止まらない。どうして私はこんなにダメなんだろう。どうして、誰も私を理解してくれないんだろう…。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 昨日、あんなことがあったのに、今日もいつもと変わらない朝が来た。目覚ましが鳴る前に起きて、制服に着替える。 昨日の傷が化膿していても、タイツを履けば隠せるから冬服はいいと思う。慣れた手つきでガーゼを当てたら包帯を巻いてタイツの下に隠す。 リビングに降りると、朝ごはんがテーブルに置いてある。でも、食べたくない。何も食べたくない。でも食べないとまた怒られるから、仕方なく一口、もう一口。何も味がしない。砂を噛んでいるみたい。家族はそれぞれ、忙しそうに動いている。誰も私を見ない。誰も気にしない。 学校に行く前にトイレに駆け込む。全部吐き出す。ゼロに戻すんだ。吐けばゼロカロリー。吐いた後は歯を磨いて、家を出る準備をした。

ログインするとプロンプトなどがチェックできます

※ 作品によっては掲載されていないことがあります

新規登録/ログイン
Dolphin
一覧をダイアログでみる

コメント

投稿

20投稿

-フォロワー

pixivでも活動中です。基本的には同じものを投稿する予定ですが、こちらでは『男の娘』は登場しません
(その代わりに香奈ちゃん以外の子が登場するかもしれないけど、全員成人済みですよ)
そして向こう側は24時過ぎに更新したりしますが、こちら側では当面の間適当に更新します。偏ったり間隔が空いたりするかもしれない

前後の作品

提携広告

おすすめタグ

    新着作品