Preventive Measures, Preventive Murder, or Simply Execution @ Internal Security Agency
2024-06-23 05:47:19
対象年齢：全年齢
内国安全保障局の各オフィスは規模・人員数に関わらず「小隊」と呼ばれ、直接行動を行う特殊部隊として「特殊介入部隊」が存在する。
新宿小隊には、さらに秘匿されたチームが存在する。
課員（捜査、各種調査や監視、小隊間や関係省庁・機関との連携を行う制服or背広組）、要員（戦術部隊＝治安維持部隊）らが超法規的な”実行”を行う*。
送検・起訴されなかった者、刑期を終えた者らを調査・審査。社会/世論が納得していない者、再犯等の可能性がある者に対して、措置を与える。
1枚目〜：「Guilty」が下された者は所在が調査され、担当捜査員（2〜5人）、戦術チーム1〜3班（1班＝3〜6人）が赴き、概ね2分以内に”措置”を完了させる。
7枚目：美波はこのバイトをはじめて、目にした各種の事象や過去記録ファイル（organic/inorganic）から、すでにここがヤバイ組織だとわかっていた。
（表向きのGAFAMとしての課長である先輩は、常々「これほどの巨大企業には社会的な責任を負う義務がある」といっている）
だから、一部の課員・要員が行っているこの「予防措置」くらいにに驚きはしなかったし、ちょっぴり共感もしていた。
12枚目〜：このご時世に所構わずタバコを吸って、昼間から”仕事”しながら酒を飲むセンパイを、そうでもしなければ平静を保てないのかも、と思っていた。が……
”措置”のための移動の車中で、目を潤ませながら「REVOLUTION OF THE HEART」を口ずさむのを見て、「（この人は間違いなくヤバイ）」と察した。
*制服・背広組は主に公安系や情報組織、捜査機関等の出身者で、配属前に各国の特殊部隊や諜報・捜査組織での研修をしており、規模の大きな作戦時は戦術要員となる。
要員は主に3自衛隊や機動隊・SAT、海上保安庁の出身者で、同じく海外研修を受ける。
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「俺は神様や宗教なんて興味ないが、敵を前にして躊躇なくトリガーを引ける指先は、神が与え賜うたものだと思っているよ」
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