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8話:新たな道へ
ドゴーン! 外にいたモンスターが小屋を破壊する。 少女とスライムは巻き添えになり瓦礫とともに吹き飛ぶ。 しかしスライムがクッションになってくれたお陰で無傷で済んだ。 少女は気を失った。 スライム達は少女を安全な場所へと運んだ。 「んん…」 しばらくして少女は目を覚ました。 「キャア!またスライム!?」 しかしスライムは何もしてこない。 モンスターはまだ暴れている。 「とりあえず逃げないと!」 少女は身を低くして逃げた。 するとスライムが前に出て先に進む。 「もしかして道案内してくれてる?」 少女達はスライムのお陰で逃げ出した。 安全な場所へと向かう。 「はぁはぁ…ここまで来れば大丈夫かな…ありがとうスライムちゃん。」 少女はスライムを撫でる。 丁度泉があるのでそこで身体を洗う。 少女はスライムを抱き洗ってあげる。 「昔スライムでよく遊んだなー。」 「そういえば私死んだんだっけ…」 少女の目に涙が溢れる。 「お家に帰りたいよぉ…」 しばらく少女は泣いていたが決意を決めた。 「このままじゃダメだ!前に進もう!」 スライム達が応援してるようにも見える。 「スライムちゃん…ありがとう!」 少女はスライムと別れてジャングルを歩き進める。 前回↓