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【R-18】キレーヌの水浴び
●ルナティックバレー渓流地帯(キレーヌのクエスト終了後) 『ねえ、そこの水浴び中の綺麗なお姉さん』 キレーヌ(以下キ)「えっ?わわ、お、男の人?ボクになにか用事?」 『さっきの戦い見てたよ。お姉さんすごく強いんだね』 キ「え、見てたの?大丈夫だった?あいつらの攻撃に巻き込まれたりしてない?」 『大丈夫。それよりお姉さん、線が細いのにすごいパワーだよね。ちょっと筋肉触らせてもらってもいいかな?』 キ「ボクの筋肉を触りたいの?うん、いいよ!」 『えっ、本当に?じゃ、じゃあ遠慮なく(むぎゅむぎゅ)』 キ「ふふ、どうかな?期待外れかな?あんまり筋肉ついてなくてごめんねー」 『い、いやいやむしろすごく良いよ。柔らかくてすべすべで、腕もおなかも太もももすごく触り心地がいいじゃん。ずっと揉んでいたいくらい』 キ「あはは、そこはくすぐったいよー。もうだめ、おしまい!」 『そんなー・・・お姉さん、俺もう我慢できない。王都に戻ってベッドの上で俺と勝負しない?』 キ「え?ベッドの上で勝負・・・?どんな勝負なんだろ?でもいいよ、勝負ならボク負けないもんね!」 ●コネサンス魔法学園教員棟 ミリシラの研究室(キレーヌのクエスト終了後より翌日) ミリシラ(以下ミ)「・・・で?いきなりワシの研究室を訪ねてきたと思ったら、何じゃいその話は。男と寝たって話か?」 キ「ち、違うよー。ここからが本題なんだよぅ。ボク、大変な事をしちゃったんだ」 ミ「いや、素っ裸で男に身体を触らせておる時点で既に大変な事をしておるぞ・・・」 キ「いいから聞いてよ。王都に戻って、宿の部屋に入ったんだよ。そしたら、その男の人がボクをベッドに仰向けに寝かせて抱き着いてきてさ、ボクのオマタを触ってきたんだよね」 ミ「あー・・・で?」 キ「それでボク『あ、急所攻撃ありなんだ』って思って、その男の人の背中に手を回して、膝で思いっきり男の人のオマタを蹴り上げちゃったの」 ミ「・・・えっ?はっ!?お、おい待てキレーヌ。お主の蹴りって確か、戦車を吹っ飛ばしたりレンガの壁を瓦解させるくらいの威力じゃったよな?それを男の股間に叩き込んだんか?」 キ「うん・・・そしたら、その人顔が真っ青になって、ぶくぶく泡を吐きながら気絶しちゃって。ボク慌てて教会に連れて行って聖職者さんたちに預けてきたんだけど、あの人治るかなぁ?」 ミ「んん・・・どうじゃろうなぁ。ラファエルならあるいは完全に治せるかもしれんが・・・」 キ「ぼ、ボク憲兵さんに捕まっちゃうかなぁ?懲役何年になっちゃうのかな?」 ミ「いや、多分その心配は無かろう。実は教会からワシに連絡が来ておってな、自白魔法を使いたい相手が現れたから来て欲しいと」 キ「えっ?」 ミ「お主を宿に連れ込んだその男じゃがな、多分最近よく噂を聞いた『女剣士を狙って淫らな事をする悪党』じゃわい。何でも女剣士は賢さが低い奴が多くて、身体の具合が上物だから犯しやすくて美味いとかいうふざけた事を抜かしておったらしい。怪我した女剣士にポーションと偽ってしびれ薬を飲ませたり、騙しやすそうな奴は言葉巧みに騙して宿に連れ込んだりするとか」 キ「ええー!?じゃあボク騙されてたの?」 ミ「お主相手の場合、思ったより全然警戒心なく身体を触らせてくれたから騙す必要も無いと思って宿に誘ったんじゃろうなぁ。ただ一つ間違えたのは、『勝負』って単語を使った事じゃな」 キ「そ、そうだね・・・ボク、勝負って聞いてなかったら攻撃なんてしなかっただろうし・・・そのままエッチされちゃってたかも知れないんだ・・・」 ミ「お主もちょっとは自分の身体がどれだけ男を誘惑しておるか意識した方がよいぞ。普段から下着同然の格好で街を歩いておるからなおさらそういう目で見られておるはずじゃ」 キ「うう・・・分かったよ。今度から水浴び中に男の人が来ても身体は触らせないようにするね」 ミ「いや、それ以前の問題・・・いやもうええ。言っても聞かんじゃろうし、そもそもお主を強姦できるほど屈強な男なんてまずおらんもんな。でも性知識の勉強はちゃんとしておけ」 キ「はーい・・・」