241007
地味子ちゃんシリーズEP9 ~~~~~~~~~~~~~~~~ (あ、生理用品を忘れた……) 学校に着いた私は、いつものようにトイレへ向かった。 鏡に映る自分の顔には、まだ少しあどけなさが残っている。それでも、内側では別の自分が目覚めつつあるのを感じていた。 下着を確認すると、予想通りだった。 下着は色が変わるほど湿っていて、糸を引いていた。その感触が肌にまとわりつくのを感じたが、特に驚きはない。これは、今では私の日常の一部だ。今日はまだAVをイヤホンで聞いていただけなのに……と、心の中でため息をついた。 (こんなに簡単に濡れるなんて……) トイレットペーパーで事務的に拭き取り、新しい下着に履き替えた。 備え付けの生理用品を手に取ると、少しだけ罪悪感が芽生えた。でも、普通の人間として生活するには仕方がない。生理用品を下着に当て、私は教室へ向かった。