…………射精し過ぎ……
自分は汚い女だと、彼女は真上の彼に語る。 続く言葉を口付けで黙らせられ、押しのける腕を掴まれてベッドへ。激しく子宮を打ちつける腰遣いと、一番奥でされる膣内射精。オールナイトの疲労と合わさり、夜明けの頃に彼女は黙る。 『ギシッ……ギシッ……ギシッ……』、きしむスプリングが羊水を揺らす。 そもそも、初めの一夜から、彼女は彼に染まっていた。今更拒絶した所で、望んで産もうとする事実も変わらない。中出しされる度に満たされていく心の温かさも、これからずっと、きっと変わらない。 (…………射精し過ぎ……) 開いた谷間の孕んだ胎の、もう少し先で白濁が『ブピッ』。 繋がったままの雄雌の隙間から、泡立つ粘りが音立てて漏れる。子宮口をこじ開け溢れさせてないか、堕胎の心配をするくらい。勿論そんなことはないだろうけれど、そう思えるくらいにナカはドロドロ。 もう、彼女に、子宮と膣内の区別はつかない。 どちらも彼の子種でいっぱいにされた。シャワーで片方を洗い流しても、今夜にはまた元に戻る。 ――――彼女のナカは、常に精液で満たされ、空っぽになることはない。